おいしそうですね。
色もいいですね。
ベニズワイガニが初水揚げ
境漁港が国内の水揚げ量日本一を誇るベニズワイガニが９日、今季初水揚げされた。同港を基地とする１１隻のうち浜田沖で操業していた１隻のみ入港し、昨季の初水揚げに比べ１割以下の７８ケース（１ケース３０キロ）、２トン余りにとどまった。漁期は来年６月末まで。
１日に漁が解禁されたものの、台風１２号の影響で出漁が遅れ、初水揚げも例年より３日遅い。境港市昭和町の通称・カニかご岸壁で早朝、鮮やかな紅色のカニが入ったコンテナを、漁船員が甲板から次々と運び出した。
続く初競り式には水産関係者ら約１００人が出席。境港カニ水揚げ日本一ＰＲ実行委員会の大谷和三会長が「ベニズワイガニは出荷額は億円以上で、県内産のナシを上回る境港の一大魚種。ブランド力を高めていこう」とあいさつした。
初日の１ケース当たり価格は、水揚げ量が少ないため昨季より全体的に３～４割高く、高値が姿売り用３万９０００円（昨季１万７９００円）、安値は加工用７６００円（同５６００円）で取引された。平均は昨季より約２５００円高い約９９００円。
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