焼き鮭とオクラの卵焼きプレート
探偵は主に調査後にお腹が空くのですが、調査終了時に何処にいるかがキーポイントになります。
都内で調査が終了すればそこにしかない料理を食べたくなりますし、事務所がある神奈川近辺で終了すれば、行きつけのお店に行きたくなります。しかし、そこをグッとこらえて家に帰って自炊をするのもまた一興。このブログでは、そんな少し変わった探偵のグルメを記録していこうと思います。
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探偵は悩んでいた。最近身体が重い。調査中も長い距離を走ることがきつくなってきた。おかしい。まだ探偵は30代。世の中には30代でバリバリのスポーツ選手として活躍する人が多くいる。探偵もそこまでの動きは出来ずとも、年齢的にはまだまだ俊敏なはずだ。分かっている。原因はただ一つ。太ったからだ。今年に入ってから4キロは増えた。大人になってからの4キロは罪深い。
一時でもいいから丁寧な生活を送っている人が食べてるっぽい食事を心がけてみることにした。
健康的な食事と言えば魚だ。それに根菜。卵料理も忘れてはならない。加えてサラダを添えれば完璧だ。新玉ねぎのスープは脂肪燃焼効果があると聞いた。気分を上げるべくこの日はワンプレートにまとめることで映えも意識する食事となった。
自分的にバランスの取れた一皿になった。ミニトマトの赤がいい差し色。
少し高かったがいい西京味噌で味付けした焼き鮭。日本人のDNAが喜んだ。
ニンジンとゴボウのサラダ。ゴボウはうまい。パクパク進んだ。
オクラ入り卵焼き。卵で包めばなんでもうまい。
新玉まるまる一個使ったスープ。甘いからうまい。
食事を終えて、探偵は悟る。
食べ終わった瞬間にもう痩せてる気がした。
ごちそうさまでした。