探偵のグルメ5食目はカニカマコーンサラダチキン南蛮です。

 

 

探偵は主に調査後にお腹が空くのですが、調査終了時に何処にいるかがキーポイントになります。

都内で調査が終了すれば、そこにしかない料理を食べたくなりますし、神奈川近辺で終了すれば、行きつけのお店に行きたくなります。しかし、そこをグッとこらえて家に帰って自炊をする。いつしかその行為に喜びを覚えるようになりました。

 

 

 

このブログでは、そんな少し変わった探偵のグルメを記録していこうと思います。

 

 

 

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その日の調査は早朝から始まって昼過ぎに終わった。事務所での業務を終わらせ落ち着いたのは夕方の17時頃。朝から何も食べていないせいか、頭の回転が遅くなっているのを感じた。こんな日は手の込んだ料理ではなく簡単に済ませられるお惣菜に頼ろう、そう決心し帰路につく。

 

 

探偵が代表を務める事務所は横浜市にある。近くにはみなとみらいや中華街などがあり、美味しい飲食店も多い。だが、この日行く場所は決まっていた。そこは、関内駅地下鉄マリナード(地下街)にあるお総菜屋さん。この時間になると夕飯の買い物客でにぎわう人気店だ。

 

 

この日のお目当てはただ一つ。自家製タルタルで化粧されたチキン南蛮。これが食べたいとお腹が語りかけてくるのをずっと感じていた。お値段398円。白米は家に冷凍したものがあったからそれで済ませよう。

 

 

買い物を済ませ電車に乗り家に向かう。道中もお腹は鳴りっぱなし。これはチキン南蛮だけでは満足できないかもしれない。昨晩Max鈴木という大食いユーチューバーの動画を見たせいで、今ならどれだけでも食べれるんじゃないかと妙な自身が芽生えてしまっていた。不良漫画や格闘技を観た後に、喧嘩が強くなった気がするアレと同じである。

 

 

この時探偵は、大食いモンスターになってしまった。

 

 

帰宅後すぐに冷凍庫の白米をチェック。1.2合分くらいだろうか。正直、今の料理探偵には心細い量。追加で何かないかキッチンを見渡す。その結果、カニカマキャベツカップラーメンを発見した。これで行こう。自分の欲望に捉われた料理探偵は、およそ一人では食べきれないほどのキャベツを千切りした。千切りしている間にカップラーメン用のお湯も沸かした。こうなるともう止められない。この時の料理探偵はサンジくらい手際が良かった。ムートンショットくらいなら打てる気もした。

 

 

24時間以上ぶりの食事。それがこれだ。

 

 

 

 

全体像を見るとわかる通り、なかなかのボリュームである。

 

 

 

 

 

メインのチキン南蛮に解凍感バリバリの白米。タルタルの”照り”は空腹時、薬物に近い快楽を与えてくれる。

 

 

 

 

 

いつぞや買っていたクリーミー豚骨ラーメン。正直これは微妙だった為、リピートはしないだろう。汁物として及第点ではあった。

 

 

 

 

そしてドカ盛のカニカマコーンサラダ。キャベツ3/1玉分はあろうか。これだけで腹いっぱいになる。初めて気づいたのだが、探偵はカニカマが大好きだという事を知った。これからの料理にたくさん登場してくれるかもしれない。

 

 

そして、食事を開始してから5分後、探偵は悟る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これ全部食べるの無理だ、、、。

 

 

 

 

 

 

残ったモノ(主にカニカマコーンサラダ)は後日昼食でいただきました。

ごちそうさまでした。