全盲の女子生徒が蹴られた事件について思うこと | やる気マンマン男・清水宏のブログ~炎の演劇部部長が行く!!
全盲の女子生徒が蹴られる事件について~
本当に許せんという気持ちがまずあるが、
個人個人の良心と考え方のみに頼るのではなく、一つは教育。あとはラッシュアワーに代表される効率が重視されるシステムの中に、法的拘束力を持ってハンディキャップのある人たちの場所と安全を確保していくことが必要だと思う。敢えてしっかりと表明、明文化が必要。全体で共有するんだというしっかりとした意識が必要で、それには法律とか駅の仕組みとか、そういう目に見えるものも目に見えてかえていかなければいけないと思う。人間の心性の良心にばかり期待していては不安定で安心できないと思う。あと教育というのは、台湾でも英国でも、もっと社会のあちこちに、街頭でも、テレビでも、障害のある人が誰の目にも触れるようになっていて、別に特別なことじゃない状態になっていた。社会を構成する一員であるということが当たり前になっていた。自分と違った条件を持って生まれてきた人が普通に同じ共同体に存在しているということが、普通に腑に落ちるようにしていくのは教育の仕事でもあると思う。日本もそうしていったらいいとおもう。願う。願います。 全盲の同時に自分のことでもあると思う。自分もラッシュアワーのときなどに極度にいらついていたら、蹴ることはしないまでも、舌打ち、もしくは自分を見失っていたら罵声など浴びせることがあるかもしれないと今思い、怖い気持ちがする。怖い。