
温かい涙、
溢れ出す愛、
この感動に世界が喝采―
第84回アカデミー賞
(2012年度)
作品賞他5部門受賞!
<予告編>
<info>
全国公開中!
2011年/フランス/1時間41分
ジャンル:
これぞ!ロマンティックラブストーリー×ドラマ
<主なスタッフ・キャスト>
監督/脚本/編集:ミシェル・アザナヴィシウス
キャスト:ジャン・デュジャルダン/ベレニス・ベジョ/ジョン・グッドマン/ジェームズ・クロムウェル 他
<あらすじ>
1927年、映画の都ハリウッド。サイレント映画界の大スターであるジョージ・ヴァレンティンはハリウッドの人気者。とあることがきっかけで、ジョージは彼のファンであるペピー・ミラーという女性と出会う。ペピーはジョージに恋をし、これを期に彼女は女優を目指し始める。時は流れ映画界も、サイレント映画からトーキー映画(音がつく映画)の時代へと変化していった。ジョージは頑なにサイレント映画にこだわったが、彼以外はトーキー映画制作へシフトし、サイレント映画の人気も衰退していった。ジョージが人気者だったことが忘れ去られていく中、ペピーは新しい映画界の華となる。落ちぶれていくジョージをペピーは助けようとするのだが、時の変化が彼をさらに苦しめることになり―
サイレント映画か~
1時間41分も言葉無しなんて・・・
フランス映画ってのも難しそうだし・・・
眠くなりそうだなぁ~(ー.ー)
なんて思っていませんか?
そんな考え見事に裏切ってくれます!
シンプルかつ、感情豊かな作品です。
言葉で語らない分、
それを表現しているのは音楽。
登場人物の気持ちに沿っているようで、
お洒落で心踊るものばかり。
日常で言葉が無くても
「もしかして・・・」
と想像することってありますよね。
例えば落ち込んでいるAさんに
Bさんが何やら話しかけているとします。
その後Aさんは元気になっています。
その様子だけを考えたら
「BさんはAさんに励ましの
言葉をかけたのかも。」
という状況を想像出来ます。
さらにAさんに
何があったのかを知っていると
Bさんがかけた言葉がもっと具体的に
想像出来るかもしれません。
(失恋だったら「次があるよ」とか)
そんな感じで言葉が無くても
音楽、映像(様子)、表情、
プラス自分の想像力で
気持ちって感じることが
出来ると思います。
これぞmotion picture=動く写真=映画!
映画とはこういう風に感じるものだなと
改めて思わせてくれる作品です。
色や音、欠けているものあるのなら
想像力で補えばいい。
人間にはそういう力があるんだから。
観客の参加があって、
初めて作品は成り立ちます。
全てを前面にだしてくるものよりも、
ずっと感情的で感動的な作品です。
書きたいことが多いけど
あまり言ったらネタバレな上
個人の解釈に影響を与えるので
やめときます(^^)
誰と観に行ってもきっと楽しめます!
最高にロマンティックでお洒落な作品。
是非、劇場で感じ取って下さい!
(画像元:http://www.cinematoday.jp/movie/T0012174)