韓国語の「찍다」(ハロートーク、2019年3月17日の投稿より転載)
韓国語の単語学習、こんな方法もあるんちゃうか?これだったら絶対単語覚えるの楽やで。応用できるし。例えば、찍다.これはいろんな意味を持ってるけど、一つのイメージだけ持ってるとだいたい理解できる。(軽く)タッチする。たまには上から下への方向も含む。점을 찍다. 点をうつ。文章を書く時に、紙面に鉛筆を軽く、上から下へタッチする。点の形はそもそもそんな形だし、パソコンでも結局キーボードのボタンを「찍다」だから。同じく、ハンコを押すも도장을「찍다」。로션을 찍어 바르다。ローションを찍다して塗る。ローションのケース指を入れて、「찍다」だから。잉크(インク)를 찍다.さ、応用編だ。はんこや点だけでなく、印刷のようになにか押して痕跡を残すのは、だいたい「찍다」。写真を撮る。사진을 찍다.本を出版する。책을 찍다.印刷や出版、写真などは、フィルームに形を押して残したり、紙に板を当ててハンコみたいに痕跡を残す。要するに「押す」「タッチする」イメージ。そこから発展して、工場でなにかを大量生産することも、찍다. 枠のなかに機械がずっとなにかを押し続けていく形を想像するちいい。一定な形を持つ同じものを多数量産する。물건을 찍다,など。この場合は、複合動詞として찍어내다と強調する言い方もできる。ここから転じて、찍어 낸 듯한といえば、大量生産したような、個性のない陳腐なものという意味の慣用句にもなる。選挙で誰かに票を入れることも、知らない問題の選択肢のなか、適当に勘で当てようとすることも찍다. 選択肢のなかから、一つを「推さ」なければならないから。ハンコを押したり、ペンで解答の標識を入れなければならないから。ここから転じて、お気に入りのものを示す時にもつかう。これは、俺のものだと標識を書いといたから、誰も手を出すな。異性だろうが、食べ物だろうが。찍다は選挙の候補のように、選んだ解答のように、気に入って決めるという意味もある。先占するという意味に近い。これは、ちょっと最新の意味で辞書にはないかもしれないけど、最近は「達する」という意味としても使われる。なぜか?ランナーがマラソンで、最後の目的地に入る時にテープに触れるとか。水泳も目的地に触れる時点で順位を決めることを考えれば分かりやすい。タッチできるほど、達してきた、という意味だ。これは物理的なものだけでなく、気温、売り上げみたいな数値が高くなってきた場合でもつかう。グラフがどんどん上昇してきて、とある仮想の線に達したことをイメージすればよい。まあ、例外もある。도끼로 나무를 찍다 斧で木を찍다これは今までのイメージとはちょっと違って、当て具合が激しい様子だ。しかし、なにかに触れて痕跡を残すほど打つ、殴る、押す、などの方向的イメージはある程度共通してんだ。ほら。俺結構日本語や韓国語教えんの才能あると思うけどな。最後は自惚れ。