私が今年の4月に書いた「ロードバイクペダル膝痛」の閲覧数が多いので続きを書こうと思います。

もともとはロードペダル主要4メーカーをインプレッションしようと思ったところから始まったのですが調べてみると自転車に乗って膝が痛くなるという症状で悩んでいる方が多いことを知りました。

私は自転車に乗って膝が痛くなった経験はありません。

行きつけのショップでは膝痛が出た方にはTIMEを勧めていると聞きました。

実際SHIMANOのペダルで50km、100km以上乗ると膝が痛くなるという方がTIMEに交換したところ膝の痛みが無くなったと言う例が、いくつもあるそうです。

痛みが無くなったことはいいのですが、これでは膝痛の原因を特定していないことになります。

これは対処療法であって、根幹療法にはなりません。

根幹療法で問題の原因を特定して解消しなければ、いけないと私は考えます。

問題の原因を特定して、解消すればペダルを交換する必要はありません。

膝痛について調べていくとスキーのカント調整と専用インソール作成の2つに行き着きました。

その前に確認して欲しいのですがペダリングはスムーズでしょうか?

これは自転車を固定ローラーにセットして正面からビデオで撮影すれば、よく分かります。

特に膝の動きに注意してください、スムーズに上下運動しているかを確認してください。

パソコンのwebカメラを使って確認するのも良いと思います。

シューズの延長線上に膝が常にあるのが正常です。

これができない場合はペダリングで問題ありと考えます。

カント調整は私は、やったことがないのでなんとも言えません。

ネットで検索すると自己流でやっている方がかなり見つかります。

インソール作成でしたらスキーショップに問い合わせてインソールの作成をやっているか確認してから行って下さい。

私は広島市内のスキーショップに行って作りました。

横から見た状態です、厚みの違いが分かるでしょうか?

スキー用のインソールなので、ちょっと厚めです、それと少々硬めです。

お店のURLです。

http://www.bergshiro.net/

料金は約13000円でした。

これを高いとみるか、安いとみるかはあなた次第です。

このインソールに交換したら明らかに左脚の感じが良くなりました。

脚を回した時のフィーリングが凄く良くなりました。

このお店でのインソール作りの考えは「体は左右対称には出来ていない」です。

インソールをペダリングが左右対称になるように作りました。

この考えは正しいと私は判断しています。

インソールを作る方参考にして下さい。

ちなみにスキーショップに行ったのはスキーシューズも自転車シューズも歩く必要が無いと言う共通点があったからです。

それと、このお店では過去に競輪選手にインソールを作ったことがあるとの事でしたので、これも判断する上での材料にしました。

私が最初にインソール作りに行った時のことです、そのときはシマノの一番高いシューズを持って行ったのですがサイズが42,5(26,8cm )でした。

最初に言われたのが「このサイズ大きいよ」でした。

実際自分の足のサイズを測ってもらったら26,5cmでした。

私の持って行ったシマノのシューズは実寸27,5cmでした。

サイズが合っていないとインソールを作っても意味が無いと言われました。

それと「あなたの足はワイドでは無い」普通ので良いと言われました。

日本人は自分の足が横に大きいと思い込んでいるとのことです。

ちなみにサイクルシューズのサイズ表記はメーカーによってバラバラです。

参考程度に考えるべきです。

結局新しいシューズを購入して、再度お店に行きました。

新しいシューズはSIDIです。

スキーショップの意見ですがシマノより明らかにSIDIのほうが良いと言われました。

日本メーカーよりもヨーロッパメーカーの方が靴の歴史が違うので購入するならシマノよりSIDEの方が良いそうです。

靴の出来のレベルが違うと言われました。

シマノには申し訳ありませんが「SIDIが靴ならシマノは下駄」こう言われました。

ちなみに先日もお店に行ったのですが、私が何年ぶりかに来たサイクリストだったのですが、この秋に2人もインソール作りに来たそうです。

1人は高校生で部活で自転車競技をやっている選手で、もう一人は実業団で走っている選手だそうです。

2人ともサイズが合っていなかったそうです。

2人とも大きいシューズを履いていたそうです。

ちなみに私は普段履きはスニーカーなのですがサイズは27,5cm です。

これより小さいサイズを掃くと足が痛くなります。

おそらく普段履きのシューズからサイクルシューズのサイズを決めている人が多いと思いますがスキーショップに行ってチェックしてもらうと良いと思います。

話を元に戻します。

2人共インソールを作って感覚が良くなったと驚いたそうです。

ちなみに2人共シューズはSIDIにしたそうです。

これはお店の方がSIDIにしてくれとリクエストしたためです。

実業団の選手は自転車に乗ると腰が痛くなっていたそうです。

これが治ったそうです。

インソールを作ってペダリングを矯正するだけで、これだけの違いがあります。

膝が痛くなったら、まずペダリングのチェック。

これで問題があったら、次にインソール作り。

これをすれば膝の痛みは無くなると思います。

だまされたと思ってやってみて下さい。

2017年9月29日追記

下記のサイトでペダルのインプレッションをしています。

URLが変更になりました。

http://hiroshimagic.com/pedal/

ロードバイクペダル 膝痛2

ロードバイクペダル膝痛2