「控えめな進歩」 

 ジャズ・ミュージシャン ’Wynton Marsalis’からの引用。

(スターバックス ダブル トール スキムラテのカップに印刷された。)



主人公マイケルはアメリカの有名広告代理店’J.Walter Thompson Company'(以下 JWT) の経営陣に加わっている重役でした。

1963年にYale大学を卒業し、フラタニティは ’Skull & Bones'。

マンハッタンのアッパーイーストサイドで育ち、実家は金持ち。

Yaleの先輩の実家であったJWTに誘われて入社。

勤続35年、子供は4・・・ 5人。

青い目に薄い髪。

クリエイティブ ディレクターだったのですがある日朝食を一緒にしていたJWTの新社長 Lindaから言われます。


'We have to let you go ,Michael. '

'It's not necessary for you to go back to the office to pack up.

We'll handle that.'


若い人材の登用、給料の高い経営陣のリストラが理由。

そして何かクリエイテリィブ コンサルタントをやったらどうかと勧められ、これからも支援はすると言われました。


失意の中、会社を立ち上げ細々と仕事をするマイケル。

その合間にジムに通ったりしていたらある日ヨガ・レッスン前にSusan(以下 スーザン)に出会いつき合うようになります。

泣いていたスーザンを慰めたのがきっかけ。

彼女は40代半ば。小柄で茶色の目に髪の毛は暗めの色。


’Marriage is for having kids. Unfortunately I can't have kids.'


その言葉のままに彼女との関係を楽しんでいたある日スーザンから呼び出されて


'I'm pregnant. And God has told me I should have this baby.'


奇跡的に子供を授かった彼女は産むつもり。

マイケルもダメとは言えません。

そして彼女が息子Jonathan(以下 ジョナサン)を産んだ時、マイケルは妻Bersy(以下 ベッシー)にスーザンとジョナサンの事を打ち明けます。

ベッシーは絶句したのち、


’I thought we would spend the rest of our lives together.'


この後冷静に協議離婚。

すでに独立している4人の子供達は傷つき怒り、家・・・その他ほとんどの財産をベッシーに渡してマイケルはニューヨーク郊外の小さなアパートに引っ越します。

マイケルがJWTで働いていた頃は子供達に興味が無くいつのまにか成長していたのですが、ジョナサンの事は可愛くて溺愛します。

が、スーザンは彼に夢中でマイケルのことをつまらなく思い始めます。


そんな日々が続いていたある日 マンハッタン Lexington Av. & E 78th St. の角にあるスターバックスでカフェラテを飲んでいたら、フロアを整理していた店員でアフリカ系アメリカ人の女性Crystal(以下 クリステル)と出会います。


M   'Would you like a job?'


C   'A job.' 'Would you like one?'


M   'Yes.' 'I would like a job.'


C   'So, you really want a job?' 'Would you be willing to work for me?'


M   'I would love to work for you.'


最初マイケルはなにげなく話しかけたのですが、クリステルと話しながらスターバックスで働く気になります。

このとき彼はブルックスブラザーズのスーツを着て革のアタッシュケースの上に携帯電話を置いていました。

クリステルは簡単な面接のあと分厚いパンフレットを渡し2,3日で連絡するとマイクに告げました。


マイクはパンフレットにあわてて目を通します。

そこには医療保険についての説明がありました。

実はマイクには気になっている症状があり一週間前にMRIを受けていました。

その結果小さい脳腫瘍があると言われたのでした。


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つかみはOKと言わんばかりの波瀾万丈な出来事が続いているマイクです。

会社をリストラされて落ち込んでいるはずなのに不倫する辺りがこの人の軽さを感じます。

古き良き時代のアメリカを生きて来て、エリートサラリーマンであった彼には本当の苦しみなど分からないんでしょうね~。

だから危機感がまるで無いんだ。

イメージとしては「奥様は魔女」のラリーかな。

(ちょうど時代背景もぴったり。広告屋だし。)


アメリカでは旦那の浮気による熟年離婚は大変厳しい目で見られます。

得に若い女に走ったとなれば陪審員の心象は最悪。

最近の例ですが、ハリソン・フォードが脚本家の奥さんと離婚しました。

原因はキャスリタ・フロックハート(アリーmy LOVEの主役)との長年の不倫。

ハリソンは身ぐるみはがされてキャスリタと再婚。

お金が無いのであんなに嫌がっていたインディー・ジョーンズの続編に主演してましたね。

みっともなかったです。


マイケルとクリステルの出会いのシーンをトムハンクスを思い浮かべながら読みました。

とするとクリステルは誰だろう??

夫はハル・ベリーがいいなあと言ってますがあんな美人である必要もないし、ギャラが高そうですよね。

映画化になったときのお楽しみ。


Lexington Ave. & E 78th st. はGoogleマップで画像を見ることが出来ます。

本当にスターバックスがありますから見てみて下さいね。

次の章もがんばります。

パパからのお勧め図書 「簡単だから読んでみな」


’How Starbucks Saved My Life'


みー子ちゃんのHiroshima Life-Starbucks


を読んでみようと思います。(アマゾンで買えます。)

全米で大ヒットしてる本でトム・ハンクスが映画化のために色々と動いているそうです。

まだ日本では発売していないので、プロの翻訳家が今頃やってるでしょう。


少しづつ読んで忘れないように内容と感想文をUPします。

楽しみだ~。


読む前の基礎知識。

アメリカのスターバックスではカップに印象的な詩や散文が印刷されています。

本書の各章の始まりに一つづつ紹介されます。

主人公は筆者 Michael Gates Gill(以下 マイケル)です。

全部で10章あり、各章それぞれスターバックスでのあれこれとマイケルのこれまでの人生の回想シーンが語られます。

日々たれてくる顔を何とかしたいと

を購入。
一生懸命トレーニングしています。
実は始めて一週間で左頬のほうれい線が消えてしまいました。
右側も薄くなり少し残っているだけです。
続ければきっと消えてくれると信じてがんばります。
頬もきゅっと引き締まった感じがする。
宝田先生は50代とは思えない美しさ。
私もこのまま50代まで行きたい・・・・。

顔のためにやっていることはもう一つ。

私の父直伝の顔のアイシング。

お風呂上がりに保冷剤で顔を冷やします。

美容のために氷水で洗顔する人がいるくらいですからこれも効きそう。

これからも極力お金を極力かけない美容法を探します。