【開催報告】
フューチャーセッション Vol.08
JAROカフェ×ヒロシマフューチャーセンターコラボ企画
医療者と市民の対話イベント~対話ができる心の基盤づくり~
広島大学霞キャンパス学生が運営する、医療者と市民の対話の場のプロデュース団体“Jaroカフェ”と、
対話を通して地域活性化と社会問題を解決する“Hiroshima Future Center”がコラボイベントを行いました。
今回のテーマは「対話ができる心の基盤づくり」です。
医療・福祉系学生は実習を通して、医療者と患者・家族の対話の大切さを日々感じています。
本当はもっとわかりあえるはずの人と人なのにな、という思いを感じることもあります。
医療者ではない方も、もっと医療者に聞いてみたい、こうして欲しいという思いがあります。
そこで、医療者と市民が和やかに話ができる場が必要ではないでしょうか?
◆目的(狙い)◆
1、医療者と市民(患者)がお互いに興味を持つキッカケ
2、共通点、共感点作り
3、安心できるオープンな対話の「場」「関係」創り
◆日時・場所◆
日時:2013年7/13(土)
場所:four-leaf clover(ヨツクロ)
参加者:大学生、社会人数名…合計21名
◆当日の流れ◆
1、オープニング
2、アイスブレイク…我が家の自慢のカレーは?
3、ワーク1…日常での言いにくい事は?
4、ワーク2…グループ毎に与えられたシーンでの言い難いことの伝え方は?
5、ワーク3…余命宣告のシチュエーション(スキット)
6、エンディング
→懇親会へ
◆まとめ◆
ワーク3では良い告知のグループと、最悪な告知のグループに分かれて行いスキットとして発表しました。
このワークの目的は「患者側が状況を正しく理解し受け止める事、治療へのモチベーション作り」です。
良い告知のグループは真面目に、患者側の気持ちを汲んだ伝え方でした。
最悪な告知のグループは笑いが起こる面白いスキットになりました。
スキットの後にファシリテーターがポイントを抑えてまとめてくれました。
・言葉遣い
・患者が聞いているかもしれない状況での発言
・家族以外の人を部屋に入れない
etc
◆感想◆
今回のワークの問いで一貫していた部分は、「言いにくい事をどう伝えるのか?」でした。
これは医療だけではなく日常でもよくある事ですね。
ワーク1では自分の身近なエピソードでの対話。
ワーク2ではグループ毎に決められたシチュエーションでの対話。
ワーク3ではスキット(簡単な劇)を行いました。
シチュエーションとしては、医師から患者に余命を伝える場面です。
その中でどういう伝え方をすれば良いのかをグループ毎に考え、実際に演じて発表しました。
グループによって最良の伝え方と最悪の伝え方と分けて、比較して見れたので本当に面白かったですね!
客観的に見る事によって、医療者側、患者側の立場でいろいろと気付きもあったと思います。
その後の懇親会も時間オーバーで盛り上がりました!いつもとちょっと違う盛り上がり方だった様な。(笑)
何度も打ち合わせをして作った今回のイベント。
準備段階から関わり、とてもやり甲斐がありました。(^^)v
イベント中も学生達の司会進行やファシリテーションが素晴らしかったですね!
ケーキビュッフェも美味しかったです!
「医療」という真面目なテーマですが、笑いあり学びありの楽しい一日になりました。(^0^)
Jaroカフェについてはこちらから。↓
・Jaroカフェホームページ
http://home.hiroshima-u.ac.jp/jarocafe/
・Jaroカフェ facebookページ
http://www.facebook.com/Jarocafe?fref=ts

