in the wonderland.
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寒さが厳しい日が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
このたび約1年ぶりにブログを書いているキノシタです。

タイトルにもある通り、今回の記事は「DJを続ける理由」についてです。
去年いろいろあって、いつか自分の気持ちの整理をつけるために書きたいと思っていたので、備忘録としてここに。

とはいえ、そもそもクラブやPARTYカルチャーにあまり興味がない方には
「DJって何なの!?」「チャラいの?毎週末ワッショイな感じなの!?」
という偏見の塊みたいなものがあると思うので、そこからまずはご説明を。笑

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【DJ】
DJとはディスコやクラブ、パーティー、ライブ、野外レイブなどでレコードなどの録音媒体を使い音楽を掛ける人である。
主にダンスホール、ディスコ、クラブ、野外ライブなどでレコードやCD、近年ではPC内に保存された音楽データを使用し、場の雰囲気から楽曲を選曲し切れ目無くかける者である。一般にDJ(ディージェイ)と略称される。選曲担当の他にミックス、スクラッチ、イコライザーの操作などの機器操作を行うことが一般化している。ミックスは現在再生している曲と次に再生する曲をスムーズにつなぎ、音の切れ目をなくすことで聴衆のテンションを維持する。ミックスの技法はDJごとに個性があらわれる。
DJの行っていることは普段クラブなどには行かない人たちにはなかなか理解されづらい。選曲を楽しむだけであれば、極端に言えば既存のミックステープなどをかけていれば良いと思われることもある。しかしクラブなどに訪れるのは、音楽を積極的に聴きに来ている、さらには踊りに来ている人たちが一般的な客層である。観客は音楽とそれをコントロールしている人間に神経質な注目を向ける傾向がある。職業的なDJは「場の空気」を高めつつも一定のレベル以上に保たなければならないと常に注意を払っている。 例えば大きなクラブなどになれば、スローで静かな曲を聴きにきた人とアップテンポな踊れる曲を求めている人が混じって存在している場合があり、DJはそうした対立的に存在するニーズを満足させなければならない。基本的には物言わぬ聴衆である観客に対して、バランス良くプレイしていくのか、またはあえて無視して独自のプレイをすることで踊るつもりのなかった人を踊らせるようにするのか、そうした判断を感覚的な察知と事前に決めた計画を通して、「場の空気」を意識しながらその場で緻密に組み立てていく。ある曲の一番目のサビの終わりに曲を替えるのか二番目の後なのかで観客の反応がガラッと変わってしまうこともある。言わばDJは音を通じた司会者でありその場をコントロールする存在である。
Wikipediaより引用
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さて、9割の方が読み飛ばしたと思うので要約いたします。笑

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DJとは、
・主にレコード、CD、PCなどの録音媒体を使い音楽をかける人である
・場の雰囲気から楽曲を選曲し、切れ目なくかける人である
・来てくれたお客さんのニーズを満たす責任がある人である
・その技量によって曲の魅力を最大限に生かす(または殺してしまう)ことのできる人である
と、Wikiパイセンはおっしゃってます。
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概ね同意です。上記を踏まえたうえで(個人的な意見も交えつつ)端的に言うと、


DJとは世界中にある様々な音・楽曲を紹介し、それを聴いてくれる人に高揚感・刺激・共感・きっかけをはじめとする"なにか"を提供する人である


と思っています。


ここで注目してほしいのはDJは「~すること」ではなく「~する人である」と表現してるところ。これは、今の僕にとってDJをする上で本質的な部分だったりします。

少しだけ話は逸れますが、去年の夏いろいろあって「DJする」のをやめようと思ったことがありました。けっこう悩んでて師匠であるFoominさん(※1)や、afroさん(※2)をはじめとする東京のDJの先輩達に相談したのですが、そのときMidoriさん(※3)から言われた一言がいまだに忘れられません。


「DJって"ライフワーク"というか、"生き方"だから。そもそも始めるとかやめるとかないんじゃない?」


その言葉は、初めて真剣に「なんで自分はDJを始めて、今も続けているのか?」を考えるきっかけになりました。そして色々と考えた結果、その答えはとてもシンプルで
①「世の中にはこんなに素敵な曲があるんですよ!」っていうのを色んな人に紹介したいから
②わがままを言うと、その良さをみんなと共有したいから
③大前提として音楽(特にHOUSE)が好きだから

の3つだと気づきました。
なんかもはや、DJを「する/しない」「始める/やめる」っていう考え方自体が少し違うのかなと。

ふまえて、もう一度だけ言いますが、


DJは"行為"ではなく"在り方"だと思っています。キノシタ的には。


だから、(注意:ここからはかなり主観的な意見です笑)
僕のなかでは、クラブでみんなが知ってる曲だけを意図や意思もなく並べてプレイして、なんとなくその場を盛り上げてる風にこなしているDJより、
DJ用の機材を持ってなくても、クラブに行ったことがなくても、DJはKAORIしか知らなくても、「流行ってるのか古いのかすら分かんないけど、最近聴いたこの曲マジで最高だからみんな聴いてみてよ!」とYOUTUBEのリンクをSNSに貼って他の人に教えたりする人のほうが、よっぽどDJらしいと思います。





「だったらクラブじゃなくていいじゃん。」


って、ここまで読んで思った方、もう少しだけお付き合いください(笑)。

先述した"DJを続ける理由"の2つ目、これは正確に言うと"クラブでDJを続ける理由"になります。
ベースにある「自分が出会った曲の魅力をみんなと共有したい」という気持ちは変わらないのですが、その伝え方と共有の仕方が少しだけ違います。その違いは大きく分けて以下2つ。

①クラブという環境
まず、音響が違います。イベントやその日の音楽のジャンルによってPAさん(ときには出演者)がその音楽の魅力を最大限伝えられるよう調整し、準備します。出せる音量も家とは雲泥の差ですよね。激しい曲とか特に、よっぽどの物好きでない限り"素面(シラフ)×家"という状況で「この曲やべぇ!」とはならないんじゃないでしょうか。笑
そして雰囲気。クラブ自体の構造はもちろんのこと、その曲の魅力がスッと身体に入っていきやすいようにすべく、VJさんやLIGHTINGさんもいます。例えば、めっちゃDEEPなTECHNOの名曲をキティちゃん大好きなピンク基調の彼女の部屋でiPod用のスピーカーで聴くのと、全く同じ曲をクラブの雰囲気・サウンドシステムで聴くのでは、どちらがその魅力を伝えられるでしょうか。無論、私は後者だと思います。(※最近はキティちゃんもDJする時代なので、クラブに抵抗がある女性とお付き合いされている方はまずはそこから入ってもいいかも!笑)

②無言のコミュニケーション
クラブのDJブースに立って選曲し、曲と曲をミックスするということは、基本的に自分以外の不特定多数の人(友人・知人含む)に対して自分の好きな音楽をプレゼンテーションしたり、リアルタイムにフィードバックをもらえたりする貴重な機会だと考えています。
また、お互いに表情が見えるので、プレイしている側としては「あ、こういう曲も好きなんだ!だったらこれも好きじゃないかな?」みたいな提案ができるし、フロアで聴いている側としても「普段聴かないけどこういう曲もちょっと好きかも」みたいな発見があったりするからです。
そうやって普段自分が色んなところから集めてきた素敵な曲たちを(初めて会う方も含めて)みんなと1つの場所で共有する、この「無言のコミュニケーション」が面白いし、このコミュニケーションがピッタリうまくいったときには、フロアにすごくいい空気が生まれます。

あと音楽とは関係ないけど、クラブには鮮度の高いファッションや、新しい人との出会い等、他にも刺激を得られるものがたくさんありますよね。WEBの発達もあって、シーンが細分化されてきている今、知らない土地に行っても事前にどういうイベントやってるのかある程度調べることができるので、一昔前よりきっと遊びやすくなっているハズ。





気がついたら書きたい放題書いてしまいました。笑

あくまでもここまで述べてきたのは自分にとっての"DJ論"みたいなものなので、もちろん人によっては取り組み方や考え方が違う人もいると思います。でも実は、こんなこと考えながらやってます。
ただ、ここまで書いて気づいたのですが、こんだけ偉そうなこと書いたら自分のプレイに対してかなりハードルを上げてしまった気がしてちょっと後悔。。。笑
今年はその期待にきちんと応えられるDJであるよう、日々精進しなければ!


さて、話は変わってついに今夜は恵比寿BATICAでのPARTY、"the SESSION"。
色んなきっかけと経緯があり、今回都内で初めてPARTYをオーガナイズさせて頂くことになりました。
貴重な週末の時間を割いて協力してくれるSTAFFの皆さま、出演者の皆さま、関係者の方々、そして誰よりこの寒いなか足を運んで頂く方々に「来てよかった~」と思ってもらえるような、素敵な一夜にすべく頑張ります。

the SESSION

ura

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※お願い※
ありがたいことに、今日のBATICAのPARTYもしかしたら激混みになるかもしれません。。。
エントランス待ちで外に並んで頂く可能性もございますので、温かい格好でお越しください。
(室内にクロークは準備してあります!)
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6年後には東京オリンピックもあることだし、近い将来もっと街に溢れている人がもっと気軽にクラブ遊びにいけるような雰囲気に、シーン全体が変化していければいいなぁと思いながらそろそろBLOGを終わります。

それでは皆さま、

HAVE A NICE WEEKEND!



2014.01.18 SAT.
hiroshi kinoshita



【地元の友だちと東京の友だちが読んでくれることを祈りながら注釈を入れてみました笑】
(※1) Foominさん・・・北九州で学生の頃からお世話になってるDJの師匠。DJの基礎とか、大事なことは基本的にほぼ全てFoominさんから教わったといっても過言ではありません。まだまだ追いつけない大きな背中の持ち主です。

(※2) afroさん・・・パーティークリエイター兼DJ afromance。2012年夏に日本に初めて泡パーティーを渡来させたり、Burning Manの日本版を作ったり、海の家をプロデュースしたり、Tシャツ作ったりする"超"がつくほどのアイデアマン。直近では2013年から1/26を"アフロの日"と制定し、渋谷VUENOSで記念イベントを行うそうです!林家ぺーも参加(笑)!要チェックです!

(※3) Midoriさん・・・東京のDJの先輩のMidori Aoyamaさん。◯◯に関してはだらしないところもあるけど、こと音楽やPARTYに関してはめちゃくちゃストイックで尊敬している存在です。DEEP HOUSEにハマるきっかけになったのもMidoriさん(と亀さん)の影響。
そんなMidoriさん率いる話題沸騰中のHOUSEのPARTY、"EUREKA!"が2/7(SAT.)ついにAIRに進出します!"Quality house music is never betray."スローガンに掲げ、毎回すごく素敵なPARTYをやっている"EUREKA!"に今回出演のオファーを頂いてしまいまして...今夜のPARTYと同じくらい2/7が待ち遠しいです!お時間ある方は是非2/7はAIRへ!

eureka