1998年に発売された、Dragon Ash 2作目のアルバム"Buzz Songs"です。
"Under Age's Song" "陽はまたのぼりくりかえす"の二つの名曲が収録されている傑作アルバムです。
この二曲、どちらの方が好きかは、人それぞれだろう。
俺は"Under Age's Song"が好きだ。
「未成年へ」という意味のタイトルだけど、大人の俺が聴いても、とてもいい歌詞です。
一番では、「夜空を色どる星の数をかぞえ壁にぶつかっていることを実感」と表現し、
二番では、「さえぎる壁になるなら壁画を描いて笑い飛ばせばいい」と表現する降谷建志は、文学者だと思う。
壁にぶつかったらその壁を楽しめばいいと、歌ってる。
彼は、難しいことは何も言っていない。
そのストレートな表現が、聴く者の胸を打つのだと思う。
曲の最後のフレーズは、とても真っすぐだ。
「常に強くいつづけること」
「より高く飛び続けること」
「重荷になるならばブレイク」
「一息ついてからまたラストスパート」
疲れたら休めばいいと、歌ってるんだ。
そうだよな。