みなさんこんにちは。初めましての方は初めまして。
寒くなったり、温かくなったり、気候が安定しな日が続いていますね。私は長期休みということもあり、前から行きたいと思っていた首都外郭放水路の見学に行ってきました。
こちら↓
一度は何かで見たという人も多いのではないでしょうか?今回は初めてということもあり、”調圧水槽”という施設を見学するコース(1000円)に参加しました。結論から言いますと、「超最高!!!」でした。土木や建築、機械技術に興味がある私からすると、日本の土木技術、機械技術に驚かされました。規模も大変大きかったので、個人的に1000円でここまで楽しめるとは・・・と大満足でした。
というわけで、今回の記事では、首都外郭放水路の調圧水槽を見学した感想的なものを書きたいと思います。
1、首都外郭放水路とは?
首都外郭放水路とは、埼玉県春日部市にある総延長約6.3km、地下50mに建設された、世界最大規模の地下放水路です。中川、倉松川、大落古利根川、幸松川、18号水路の水量が大雨などにより増水した際、これを使い一部を江戸川に流すことによって周辺地域の洪水被害を軽減するというものです。1993年に着工し、2006年に完成しました。5つの立坑と、1つの調圧水槽(今回見学したのはここ)から構成されています。5つの立坑の内、集水を行っているのは第二立坑~第五立坑までで、第一立坑は調圧水槽とつながっており、調圧水槽及び排水装置につながっています。この地域は元々利根川の本流が流れていたが、江戸時代に利根川東遷事業が行われ水田になりました。高度経済成長期に都市化し、洪水被害が頻発するようになったため、首都圏外郭放水路が提案、建設されました。これにより、洪水被害はほぼなくなりました。一年に約7~8回程度稼働しています。
2、場所
南桜井駅から徒歩20分ほど、距離にすると2.5kmほど歩くと管理施設である龍Q館まで行くことができます。徒歩以外にもバスやタクシーで行くことができます。歩くのが大変だという方は、タクシーで行くのが無難かと思います。というのもバスの本数があまりありません・・・。
3、各施設
龍Q館1F:受付になっています。ロビーを入ってすぐに受付があり、ここでチケットの購入を行います。受付のスタッフに予約者の名前を言うと記念品(ステッカーとパンフレット)をもらえます。
龍Q館2F~3F:展示スペース、指令室。春日部周辺の地理に始まり、地層、トンネルの掘削機械の模型(シールドマシン)、立坑・ガスタービンの模型、シアタールーム等、首都外郭放水路に関する資料がふんだんに閲覧することができます。そして3Fには指令室を後ろから全体的に見ることができます。非常時にしか人はいないようで、基本的には監視カメラの映像が流れているだけですが、とても見ごたえのあるものでした。
第一立坑・調圧水槽:私が予約した「大人気!地下神殿コース」で見に行くことができるのがここです。といっても立坑は上の部分が見えるだけで、下まで見下すことはできません。立坑を見る事ができるコースもあるの、今度は立坑を見てみたいなぁと思っています。その他にも排水装置のガスタービンやポンプの羽を見ることもできるらしいです。なかなか値段は張りますが、簡単に見ることがだできる施設ではないので、ぜひ参加したいものです。
4、大人気!地下神殿コース
①受付
まずは受付です。先述したように、受付のスタッフに予約者の名前を伝え、代金の支払いをします。その後、受付の前にある
ロビーで開始時間を待ちます。
②説明
受付を済ませ、時間になったら壁に貼ってある大きなパネルで首都外郭放水路の説明をスタッフの方がしてくれます。歴史だ
けでなく、首都外郭放水路のシステムや動きについても教えていただけます。
ロビーのパネル
③移動
説明が終わったら見学する施設に移動します。調圧水槽の上はサッカーコート二面分の大きさの芝生になっています。休日に
は、地元のサッカーチームのが練習をしたり試合をしたりしているようです。サッカーコートの横に調圧水槽の図説パネルが
ついています。そこからしばらく歩くとコンクリートでできた入口があります。
調圧水槽上のサッカー場
④入口から中へ
入口はコンクリートの直方体を少し傾けたような形をしていました。そこから116段の階段を下りていきます。基本的に階段
は足場が良くないため、撮影をすることはできません。また、見学施設として作られていないため、自力で歩けない人、階段
を上り下りできる人でないと見学することができません。何度も注意書き、アナウンスがありました。
入口
⑤いよいよ調圧水槽へ
階段を下りてる途中から調圧水槽が見え始めます。というか階段が調圧水槽の中にあるため、どちらかというと調圧水槽の中
に入っていくイメージですね。気温は9℃ほどで、今の季節が一番寒いということです。湿度も高く、夏になるともやがかか
るほどだそうです。季節によって見え方が変わるそうで、一度ではなくぜひ何度か訪れてほしいとのことでした。
調圧水槽のスペックは以下のようになっています
・高さ:18m
・長さ:177m
・幅 :78m
・容積:67万立法メートル
はっきり言って大きさがわかりにくいですよね(笑)。説明では、池袋のサンシャイン60ビルの体積とほぼ同じという説明を
受けました。といっても規模が大きすぎてよくわかりませんが...ここに洪水が起こった際に水を貯め、一定の量を超えるとポ
ンプにより排水するという仕組みです。ここで15分ほど質疑応答や写真を撮る時間となります。
第一立坑 調圧水槽
⑥外へ
質疑応答や写真を撮る時間が終わったら、そのまま元の階段を使って外に出ます。外に出ると右手に柵で囲まれた部分があ
り、そのの説明を受けて終わりです。この柵で囲まれた部分というのが、調圧水槽の中に溜まった泥や土を掃除する際に、ブ
ルドーザーを搬入するのに使うそうです。調圧水槽内から上を見ると、確かに少し光が漏れている部分が確認できます。これ
で”大人気!地下神殿コース”は終わりです。
搬入口(中) 搬入口(外)
ここからは私個人が回ったスペースを順番に紹介します。
⑦展示施設(龍Q館)
龍Q館の中の2F~3Fにかけて展示スペースがあります。受付の横の階段を上っていくと、階段の中心に地層モデルが設置さ
れています。2Fにはシールドマシンの模型、3Fには中央操作室、シアタールーム、首都圏外郭放水路に関連する模型が展示
されています。シアタールームでは約6分の紹介映像を見ることができます。一応放映時間が決まっていて定期的に放映され
ているみたいですが、担当の方が人が多いタイミングで放映してくれるみたいです。私が行ったときは展示を見ていると放映
の案内をしてくれました。
中央操作室 ガスタービンの模型
⑧外の展示スペース
シールドマシンの爪が展示されています(下写真)。外の展示スペースというか、外に展示するしかないというか・・・とに
かく大きかったです。ガイドスタッフの話によると、このシールドマシンの爪は実際に使われたものだということです。シー
ルドマシンの爪はとても大きい物なので、大体は地中に残したままになります。しかし、どういうわけか首都圏外郭放水路で
はシールドマシンの爪を地上に戻し、ここに展示しています。なかなか見ることができないのでとても興味深い物でした。と
ても分厚い金属で作られていることがわかります。感激・・・!
シールドマシンの全体像 その一部
⑨排水口
調圧水槽からガスタービンで稼働しているポンプで引き揚げた水は、この排水口から江戸川に放水されます。非常時のみの稼
働になっているため、普段は水が流れている所を見ることはできませんが、とても大きな穴になっています。排水する際は1
秒間に25mプール一杯分を排水するそうです。とても想像できる量ではありません・・・
排水口
5、まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございました。今回は首都圏外郭放水路の見学に行ってきたわけですが、うまくまとめられたかちょっと不安です。まぁリハビリと行きましょう(笑)今年こそはたくさんブログを書こうと思っています(毎年そんなこと言ってるけど...!)もう少し言うならば、ちょっと写真の質が悪いですよね・・・光の入り方が微妙だったり、ちょっと斜めになっていたり・・・気が向いたら直しておきます。
まぁ反省はここら辺にして、今回のまとめと行きましょう。とにかく驚いたのは規模の大きさでした。私が今まで見てきた人工物の中でもトップクラス(というか記憶の中では最大)の物でした。こういったものを実際に人間が作ったのかと、にわかには信じがたい物でしたが、ガイドスタッフの方の説明を聞いてると、その苦労が伝わってきました。まぎれもなく日本の土木・機械技術の結晶といえるものでしょう。土木技術についての説明は十分していただけたのですが、機械(特にガスタービン周り)の説明をあまり聞くことができなかったのは少し残念でした。といっても土木施設ですから当たり前の話ですよね。機械系統の説明はまた別のプランで見学に参加して学ぼうと思います。
お粗末ですが今回はここまで!最後まで読んでいただきありがとうございます。リハビリにというと言い訳がましいですが、少しずつ文章をうまく書けるように頑張っていきます。よろしくお願いします!
ではまた~