こんにちは。
先日の試合中、心温まる事があったのでブログに書きたいと思います
その主人公はケーシー。
彼とは2012年にオークレア・キャバリアーズで一緒にプレーして以来、僕の大切な友達の一人です。
彼とは家族ぐるみで仲良くしてもらっていて、お互いにHomieと呼び合う仲です。

ケーシーと
彼は先週の試合でフェンス際の打球をスライディングキャッチを試みそのままフェンスに激突。
その際に左肩を脱臼し、救急車で運ばれて次の日からは故障者リストに入っていました。
それでも彼は次の日から固定用のサポーターをしながら球場に足を運び、プレーは出来ませんがチームの動向を見守っていました。
すると先日の試合中のイニング間にいつも応援に来てくれる熱烈なファンのドグがいきなりマイクを持ちこう言いました。
「みなさん!只今より先週の試合で肩をケガしたケーシー選手の為に彼がその試合で使用して折れたバットをオークションにかけようと思います!みなさん参加してくれますよね?」
すると、球場は大盛り上がり!
みんなが手を挙げてオークションが始まりました。
5ドル! 10ドル! 15ドル! 20ドル! 30ドル!
35ドル! 36ドル! 40ドル! 45ドル!
とオークションが進んでいき、最後にドグが。
「では最後に私は200ドル!これにてオークション終了~!」
ドグなんてええ人なんや~!
もう球場は拍手喝采。
野球どころではありません!笑
ケガして少し落ち込んでいたケーシーの顔にも笑顔が戻りました。
こうして大盛況のうちにオークションは終了しました。
試合終了後にケーシーが折れたバットにサインし、ドグとケーシーと僕で写真を撮りました。

真ん中がドグ
こう言うエンターテインメントな感じ、さすがアメリカやなぁーと思うのと同時に
この場所にいれて僕も心が温かくなりました。
アメリカ独立リーグってこう言う熱いファンに支えられているんだなぁとあらためて感じた1日でした。