小咄。

あるところに優しいお父さん、優しいお母さん、そしてとても可愛らしい娘の３人家族がいた。


娘は溺愛されていた。


娘が４歳になった頃、弟が生まれた。


今まで両親に溺愛されていた娘への愛情が弟へと移り変わって行った。


娘は、もうわたしは愛されない…。


何故弟ばかり可愛がるの！？弟が憎い！！弟さえいなければわたしが１番なのに！！と思う様になった。

娘はついに弟を殺めてしまう事を考える。


お母さんのおっぱいに毒を塗ればわたしがまた１番になれると…。


娘はお母さんが寝ている間にこっそりとおっぱいに毒を塗った。


翌朝、弟と両親の寝室をのぞきに行くと、娘の目に凄まじい光景が！！


弟が生きている！！


何故！？


もう一度寝室を見ると、弟ではなくお父さんが死んでいましたとさショック！