引用元：https://www.pashplus.jp/anime/213928/
どうも、安川大です
2021年、秋冬アニメが続々と始まりましたね
今季は、鬼滅の刃や無職転生など、２クール目の人気作品が多く、大変見応えのあるシーズンだと思います
そんな佳作が揃う今季の作品の中で、ビジュアル的に異彩を放つ作品があります
その作品の名前は、『王様ランキング』
漫画投稿サービス『マンガハック』にて毎週連載されている、十日草輔氏によるファンタジー漫画です
この作品のアニメが、今季から放送開始されているのですが、一話にしてその内容がとてもよかったので、今回はその魅力をご紹介します
あらすじ
舞台は、国の豊かさや抱えている強者の数、そして王様自身がいかに勇者のごとく強いか、という基準で王様をランキングしている世界。
主人公ボッジは、そのランキングで7位であるボッス王の第一王子。
ですが、ボッジは生まれつき耳が聞こえず、しゃべることもできません。
またとても非力で、まともに剣すら振り回すことができない有様。
国民や臣下にもバカにされ、「王になる器ではない」と誰もが見下す彼が、ある日影の姿をした異形の子供カゲと出会い、友達になります。
カゲとの出会いと、小さな勇気で、ボッジは王になる道を進み続けることとなります。
以上が簡単なあらすじです
それでは、ぼくが一話を見ていて感じた、『王様ランキング』の魅力を３点伝えていきます
魅力１．牧歌的な絵柄と群を抜いて高レベルの作画
本作で特徴的なのは、絵本のように柔らかみのある絵柄でしょう
というのも、原作者である十日草輔氏は、元々本作を絵本として作成しようと考えていたとのこと
製作過程で、描きたいことがたくさんありすぎて、絵本では表現しきれないために漫画の形式に変更した、という経緯があります
そんな絵本のような絵柄ながら、アニメの作画はトップクラスに良質です
それもそのはずで、本作のアニメ製作を手掛けるのは『WIT STUDIO』です
このアニメ製作会社は、過去に『進撃の巨人』のアニメを製作していたことで知られる会社です
進撃の巨人のアニメを見た方なら、そのクオリティの高さはおわかりになるかと思います
このままのクオリティで最後まで走り抜けてもらえれば、間違いなく名作となる作品でしょう
魅力２．子供向けな絵柄とは裏腹なストーリー展開
２つ目の魅力は、意外とお重めなストーリー展開でしょう
主人公は王国の第一王子ですが、非力かつ耳が聞こえないために、第二王子に王位を奪われそうな状態なのです
そういった王国内の政治に巻き込まれながら、立派な王様を目指して成長していくのであろう、というストーリー展開がすでに一話から想像できます
非力な主人公の成長模様だったり、重厚なストーリーが好きな方にはうってつけのアニメ作品でしょう
魅力３．主人公ボッジのひたむきな姿がただただ愛おしい
魅力の３つ目、これが第一話で一番感じた魅力なのですが、ボッジがひたすらに健気で可愛らしい
前述したように、主人公ボッジは、偉大で力強い王様の息子であるにも関わらず、非力でかつ耳が聞こえません
そのため、城下町を歩くたびに、市民から馬鹿にされ、お城の中でも王妃（ボッジのお母さんはなくなったため、継母にあたる）にきつく当たられます
そんな四面楚歌なボッジですが、「強い王様になる」という母親との約束を守るために、どんな苦悩に直面しても笑顔で前を向き続けます
ですが、部屋で１人になった瞬間、辛い思い出を思い返して泣いてしまうのです
そのシーンで、不覚にも涙してしまいました
彼の、等身大でありながらひたむきに進み続ける姿に、涙してしまう人はきっとたくさんいるはず
是非、一話を見ていただきたいところです
以上が、『王様ランキング』の一話を見たぼくが思う、本作の魅力３点の紹介でした
見ようか迷っている、という人は、まずは素晴らしいPVを見てみてください
この動画で心が動くことがあるなら、絶対に気に入る作品です
