TOEICは難しいけど難しくない(4)

m(__)m　仕事が忙しいやら、家族で急性胃腸炎になるやら、引越しやらでずいぶん空いてしまいました。

で、今回は実際にコミュニケーションの手段として使われる英語と比べて、TOEICの方が難しい。と思っていることです。次回は反対に難しくない。と思っているところを書く予定です。

TOEICの難しいところ
・引っ掛けが多い
　聞き間違いを想定して発音の似た単語が選択肢に用意されていたり、質問に対する答えが教科書的でない場合がある。（例えば、「Do you・・・？」という質問の答えが「Yes、No」ではなかったりする場合。）
・少ない情報で即断する必要がある
　日常の会話では前後の流れや相手の表情、雰囲気、習慣、周辺の環境等で何についての話しなのか推測できる場合が多いが、TOEICの場合前後関係も判らないままいきなり話しが始まり、「会話の場所」や「話しの対象者」等を訊かれる。
・あいまい
　Part１など、消去法でしか答えを得られない場合がある
・文法に厳しい
　特に日本人が苦手な単数複数や前置詞等に厳しい（自分が苦手だからかもしれないが）。そんなの間違えてても実際には通じるよね。というような問題
・文章の内容が難しい　これは、人による思いますが、ビジネス英語（というかそれに関連した日本語での知識）がないと難しいような問題があります。

TOEICは難しいけど難しくない(3)

当然のことながら英語を母国語とする国では、子供でも英語をペラペラ話しますし、英語のアニメを見て充分楽しんでいます。つまり彼らは英語によるコミュニケーション能力はすごく高いわけです（当たり前ですけど）。
では彼らがもしTOEICを受験した場合、高得点を得られるでしょうか？
答えは「No」ですね。受験経験のある方は判ると思いますが、引っ掛け問題もあるし、経済などある程度社会のことを判ってないと解けない問題も少なくありません。私の印象では日本の中学3年以上の知識がないと高得点を獲得するのは難しいと思います。

というわけで私の場合おそらく、
7,8才のNATIVEの子供よりTOEICの高得点を採ることはできると思うのですが、彼らがゲラゲラ笑っているアニメを見ても、キャラクターが話している内容を理解するのは至難の業なのです。

TOEICは難しいけど難しくない(2)

私が英語学習と呼べるものをはじめたのは4、5年前くらいです。それまではTOEICということばは知っていましたが、何点満点なのか？どの程度難しいのか？全く知りませんでした。そんな時期に知人がこういった会話をしたのを思い出しました。いま思うと彼らもTOEICについてそれほど知らなかったようです。
知人Ａ「TOEICって、700点以上あっても全然話せないらしいね。」
知人Ｂ「そんなことないでしょう。700点あれば結構話せるでしょう。」
私「・・・・」（何もわからなかったから）

700点というとTOEIC公式HPによるとレベルC（470～730）の上ということになります．そこに書かれている評価は「日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる」とあり、さらに細かい説明もありますが日常的なコミュニケーションはまあまあできる。といったところでしょう。

で実際にはどうなのでしょう。
私はぎりぎりレベルBですが、得点誤差を考えるとレベルCといったところです。
インプット
・聞く（聴く）
　はっきり発音されていれば、通常の速さであればほぼ単語は聞き取れる。でも、長いセンテンスが続くと聴き取れない（理解できない）。この意味は次回以降で。
・読む　高校英語レベルなら問題なく読めるが、Native向けの文章だとお手上げの場合も。この意味も次回以降で。
アウトプット
・話す　中学英語レベルなら何とか話せるが、かなりたどたどしい。
・書く　同上

というわけで、よく聞く話ですが、私の場合も自分の点数と実力に隔たりを感じているひとりです。でもTOEIC肯定派です。
その訳は？

TOEICは難しいけど難しくない(1)

自分のTOEICスコアはまだ760、TOEICのレベルＡ（860点）以上をとるのはものすごく難しいことだと思います。でもレベルＡになれることが「Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる」こととは思えないし、TOEICのレベルが低いことが英語によるコミュニケーション能力が低いこととも思えない。
但し、TOEICの勉強は無意味ではないと思っています。
この辺について素人ながらに感じたことなどを書いていくつもりです。（できれば）