今日の作業は、大菊福助仕立ての親株仕立ての挿し芽を行います。


基本は昨年と同じやり方ですが、挿し穂を育てるやり方を少しだけ変えておきました。



四月頭にダルマ・切り花用の挿し穂を取った鉢には、固形肥料を与えず、液肥を二回与えました。



一回目 : みらいNPK : 2-4-2

二回目 : PグリーンNPK : 0-22-7


そして二週間ほど液肥も与えず、本日挿し穂を採取しました。



福助親株挿し穂採取用に栽培していた鉢も、四月に入っても固形肥料は与えず(三月頭あたりに固形肥料を与えたのみ)、同じく液肥のみで栽培し、本日を迎えました。


一回目 : みらいNPK : 2-4-2

二回目 : PグリーンNPK : 0-22-7



 

さてメインの挿し穂ですが、前日に水やりをしておいて、みずみずしい状態にしておいて、当日朝一で取れる挿し穂を採取します。水上げについては、2時間の水上げで挿し芽を行います。


まず初めに、恒例のテーブルセッティングと、今日の作業の流れを確認します。
 





・写真中央左より
      オキシベロン2倍液
      PZ
      ネフレッシュ
      

 


四月頭同様、ネフレッシュも使用します。理由は今回使う土にネフレッシュが入っているからです。



・活力剤 : 4ℓバケツに養生シートで作った仕切りを入れて挿し穂を区別する。




・透水源 : 2000倍液
・ウルトラパワーイオン : 1000倍液

天然ミネラル : 1000倍液

(今回は使用せず)


・HB-101 : 1000倍液

(今年は、HB-101を使用するのをやめることにしました。)

 

冷蔵保存苗 : 12時間以上
・当日挿し穂の採取、水上げ : 2時間



今年からは、新兵器の「天然ミネラル」液を使用してみます。これは、40種類のミネラルがはいっていて、芽先や根の成長点の細胞分裂の促進などをしてくれるようです。



・スリットポットに、一週間前から培養しておいてた挿し芽用土をつめて活力剤をかける。



培養土には、またまた新兵器の「キクにキンコン」を挿し芽用土に混ぜます。菌根菌、放線菌、酵母などの有用微生物により、挿し芽の発根促進、立ち枯れ防止、抵抗力アップ、リン酸吸収力アップなどの効果があるようです。





・キクにキンコン : 1ℓあたり15g

・ウルトラパワーイオン : 1000倍液




(前年、6月の実験では、挿し芽用土を全く培養せず、当日活力剤を与えた挿し芽用土も挿し芽に使ってみることにしましたが、やはり発根が遅れ気味なような気がしました。しかし、発根自体は問題なくしてくれました。)

 

        ・厚物系 : 7.5cmスリットポット

        ・管物系 : 6cmスリットポット

 

・挿し穂の長さを調整する。

 

        ・厚物系 : 10cm

        ・管物系 : 9cm

 



今年からは、挿し穂の基部を歯ブラシで傷をつけて発根を促す方法にしています。


 →今回は手間がかかるので、一昨年のやり方に戻して、挿し穂基部はブラシでこすらないことにしました。不定根ではなく、直根を生やして栽培をしようという考えです。




・消毒として、サプロール2000倍液に挿し穂全体を浸漬


・必要に応じて、消毒しながら挿し穂の長さを最終調整(消毒液の中で水切り)。

 




・発根促進剤をつける


・オキシベロン液15ccに活力剤15ccで2倍液をつくり、挿し穂の基部1〜2cmを10秒浸漬

 

・との粉を活力剤で溶いてだんご刺し




・ネフレッシュをまぶす


今回、遠赤外線効果のあるネフレッシュは、スリットポットに用土を詰めて穴を開け、その中に一つまみ分を先に入れておく。





・挿し穂基部にPZをまぶしたら挿し穂を挿し、指で株元を押さえる





やはり今回も楽なPZ方式での挿し芽を行います。簡単だし、他のやり方同様、発根も12〜14日程度で完了してくれます。





これで挿し芽が完了です。

挿し芽の途中、発根促進剤のオキシベロン液の濃度が薄くなってしまうので、半分ほど刺したところで、新しくオキシベロン2倍液を作り直しました。

これも一つの安心な材料になるかなと。苦笑


・挿し芽直後の活力剤の水やりによって、発根促進剤がすぐに流れてしまわないようにするため、昨年同様に挿し芽後の活力剤は直ぐには与えず、一晩置いて(大体8時間後〜12時間後)に活力剤をたっぷり与える。葉面にも活力剤を与えておく。


もちろん今回からは、新兵器の「天然ミネラル」液も一緒に。


・透水源 : 2000倍液
・ウルトラパワーイオン : 1000倍液

・天然ミネラル : 1000倍液



四月頭に天然ミネラルを使いましたが、特に変化を感じられなかったので、従来のやり方に戻して、そして、説明書通り、鉢上げ時に天然ミネラルを使うようにしたいと思います笑



 

1日遅れで水やりをするこのやり方、昨年もこのやり方で発根が遅れることも無く、良い状態で発根してくれました。乾燥の心配に対するストレスが少ないので、この方法を私の定番にしています。



・発根パワー不織布をかぶせる


 

この不織布は、発根を促進するエネルギーを放射しているらしいです。(効能は約1年らしいです。)

 

 

新兵器の発根パワー不織布では、新聞紙をかけなくても大丈夫で、前回4/1の挿し芽苗の発根状況も問題はありませんでした。


しかし今回は発根パワー不織布がなくなっていたので、新聞紙二枚重ねで保護しておきます。


・トレーの下には新聞紙を敷いておく。

・新聞紙2枚をかぶせる。



未だ、注文し忘れていました・・・

 


・トレーの下には、ヒーターを設置して、およそ20〜25度に維持して管理していきます。



気温が高くなって来ているので、外管理にします。


さらに今回は、ベランダの【北側】での挿し芽の管理に挑戦してみたいと思います。


さて、どうなることやら。



それではこれから二週間、天候、気温、湿度、日照に注意しながら世話をしたいと思います。