先日参加した手話サークルでの事。
その日のテーマは「秋」で、秋を感じるものを手話や指文字などで表現しました。
秋の味覚のさんまやさつまいも、きのこなどに混じって虫の声。
そうそう、スズムシ、コオロギ、マツムシなど歌にもありましたよね。
ろう者の講師の方が、「虫の鳴き声は聞こえないからわからない」と手話で表現したのを理解した瞬間、あっ!と気付いてしまいました。
前は聞こえていた虫の声、いつからか聞いていません。虫がいないから鳴いてないと思ってたけど、聞こえなくなってたんだ。夏のセミも減ったと思ってたけど、聞こえなくなっただけなんだね。
聴こえる音が減っていくことは、頭で理解しているつもりだけど、いざ直面すると気持ちがついていかない。何度も体験してるのに、また凹んでる自分にダメ出し中です。
最近、補聴器してても聞き取れない事が増えました。
前は補聴器してると少し安心感があったけれど、今は何を言ってるのかわからないことが度々あり、聞き返してもわからなくてクタクタ。
この先、もっと増えていくんだろうなぁ…
でも、自分だけじゃないって思えるのが救いです。
ブログやっててよかった。