[銀盤に描く夢]<5> | 大ちゃんを全力で応援

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宝石ブルー読売新聞
[銀盤に描く夢]<5>市民にも開放 関心高く

日曜日の「関西大学アイスアリーナ」(高槻市霊仙寺町)に、ヘルメットをかぶった小学生92人がずらりと並んだ。「氷を踏むように進んでみて」。関大のフィギュアスケートとアイスホッケーの選手計10人が、恐る恐るリンクに乗った子どもたちを真ん中に導いていく。

 年に4~6回、市内の小学生に関大生が手ほどきする「高槻市民親子スケートデー」。市と関大の共催で、市が広報誌で募集し、毎回抽選になる人気ぶりだ。初めて参加した小学3年の石谷慧(けい)君(9)(高槻市)は最初は転んでばかりいたが、30分後にはスイスイと滑走。「もっと滑りたいな」と笑顔で話した。

 「ここでスケートを好きになって、将来、関大を代表する選手になってくれたら」。リンクの運営を一手に担う関大職員の御崎(みさき)基(もとし)さん(51)(大阪市東淀川区)が、スケートを楽しむ子どもたちの様子に目を細める。

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御崎さんは関大一高(吹田市)、関大のアイスホッケー部員だった。当時、関大リンクはなく、複数の民間リンクに通った。利用料を稼ぐためにリンクでアルバイトをさせてもらい、夜中に練習した。

 大学卒業後は、高槻市にあった「オーツースケートリンク」に就職。製氷作業などに従事し、同リンクを拠点にしていた高橋大輔選手(26)や織田信成選手(25)の成長を間近で見守った。2004年に閉鎖された後、経験を買われ、06年にリンクを新設した関大の職員に迎えられた。

 関大リンクでは氷の管理に気を配る。ひざを痛めた選手がいれば氷を軟らかめにし、大会前には遠征先の会場の氷の質に近づけるよう調整。「選手にとって使いやすい氷を常に用意するのが重要」と御崎さん。

 さらに、元日以外毎日操業しているリンクのスケジュール管理もする。フィギュアスケートやスピードスケートをするアイススケート部員40人や、アイスホッケー部員38人、関大所属コーチの教え子90人が交代でほぼ毎日練習。市民向けにも開放し、空いた時間は近畿の他大学のアイスホッケー部などに貸し出す。翌月の予約を受け付ける毎月1日には電話が殺到。夜中、早朝を含めた24時間、予約がぎっしり埋まる日もある。

 「リンクの閉鎖が続き、練習場所が減っている。できるだけ受け皿になれれば」。かつて練習場所を求めて苦労した御崎さんの願いだ。

 関大は06年、高槻市と連携の覚書を交わし、スケートデーや、市内の5~15歳対象のスケート教室を共催する。トップ選手の演技発表会にも市民らを招待。市はこうした事業に昨年度213万円を助成し、昨年度は延べ4676人の市民がリンクを訪れた。

 市政策推進室の担当者は「リンクが身近にあることで、市民のスケートへの関心が高まっている」。一流選手とコーチが集うリンクがあり、それを支える人がいることで、スケートが少しずつ普及している。

◆関大リンクの維持管理

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リンクサイドから練習する生徒らを見守る御崎さん リンクの氷は厚さ約8~10センチで、氷温は夏季で氷点下6.5~同5度、冬季氷点下5~同3.5度。室温は夏季12~14度、冬季5~6度に保たれている。1時間~1時間半ごとに製氷車を入れ、削った表層の氷を吸い上げながら水をまいて新たな氷を張る。全面的な氷の張り替えは2年に1度。関大高槻キャンパス全体でガスの大口契約を結んで単価を下げ、コスト削減にも努めるが、維持管理費は光熱水費だけで年約4200万円かかる。建設費は8億円、このうち高槻市が2500万円を補助した。



ここを練習場所の拠点としている大ちゃん!!

一度は行ってみたい場所o(^-^)o

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