昔話、たわごとですわ
長文になるので
時間あるときに読んでね!
私は、若かりし頃
ケンタッキーフライドチキンで
おなじみの
カーネルサンダースおじさんと
一夜をともにしたことがあります
大学時代
仲良しの飲み仲間6人で飲んだ
(男3=Q大歯学部、女3)
・・のうちの男HT氏は
1人暮らしだったので
そこに「雑魚寝状態で」
ぐだぐだしていた・・・
福岡の中央区天神3丁目
(通称・親不孝通り)で飲んで
東区のHT氏のワンルームマンションまで
女3はタクシーに乗って
ひと足先に帰った(車で20分くらい)
夜12:00頃ですわ~
後から続いて帰ってくるはずの
男3がなかなか帰ってこないけど
さっさと「コタツ」にもぐりこんでいた
すると1時間ほどして
「えっさ、ほいさ、えっさ、ほいさ」と
なんと走り歩きで男3は帰宅した様子
いや、男3と
カーネルサンダースおじさんと
あの店頭でにこやかに白いスーツで
立っているアクリル人形ですわ
女3はテンション上がり
「おじさ~ん」
って抱きついたりしていました
でもテンション上がったのは
いっときのことで
ワンルームに6人の大人が
1つのこたつに雑魚寝です
そこに「メタボ」体型・座れない
カーネルサンダースおじさん
はっきり言って「邪魔」です
よけておいたら
冷蔵庫があかない・・・
また、よけておいたら
トイレのドアがあかん
よけておいたら
テレビ見えんよ~
・・・「邪魔」
しかも季節は冬・・・
アクリル製のおじさんは
触ると「冷たい」「硬い」のです
あっちやり、こっちやり、
しながら
なんとかひと晩が明け
6人は考える
お店にお返ししよう・・・・
でも真昼間っから
また男3が
「えっさ、ほいさ、えっさ、ほいさ」
するわけにはいかない・・・
捕まる・・・マジで・・・
そこで6人考える
近くのK公園までおじさんを連れて行き
(その当時ですから)公衆電話BOXから
おじさんのお店KFCに電話をかける
アルバイト女性「はい、ケンタッキーOO店です」
私の友人の男3のうちの1人TY氏が
鼻をつまんで(これマジです)
「おお、わしはカーネルじゃが、散歩にきたら迷ってしもた」
すると
アルバイト女性「おじさん!おじさん?捜してたんですよ!!」
(電話の向こうに「店長、おじさんから電話です!」)
(店長らしき人「どこにいるのか聞きなさい!」とか言ってる)
アルバイト女性「おじさん!どこにいるかわかりますか?」
友人のTY氏(もちろんなりきって)
「どこかはさっぱりわからんが、K公園とかいてある」
アルバイト女性「K公園?ですね?」
(電話の向こうで・・・「K公園の公衆電話みたいです」)
(店長らしき人「K公園か、随分遠くに・・1人で・・・」)
(店長らしき人「すぐに迎えに行くっていいなさい」)
アルバイト女性「おじさん、迎えにいきますからそこにいてください」
電話終わり
私たちは電話BOXにおじさんを押し込める
(でもメタボだから入らないのよ)
上半身をつっこんで・・・
マンションのベランダから公園を見守っていた
すると30分くらいで軽トラにのって
店長らしき男性とおそらく電話にでてくれた女性が
車からとびおりてきて
「店長、おじさんいました!!」と駆け寄り
2人でおじさんを軽トラの荷台に積み
そのまま猛スピードでかえっていきました
私たちはなんだか幸せな気持ちになって
「おじさん、仕事に間に合ったかな?」なんて話してました
・・そしてその夜
また6人で天神まで出かけて
軽く晩ご飯など食べて
おじさんがちゃんと働いているかが
気になり、様子を見に行った
そしたら
そしたら
おじさんは
カーネルサンダースおじさんは
太い針金で入り口の柱に
グルグル巻きに縛り付けられていたのです
「もうどこにも行かないように」
それから
ケンタッキーのお店では
閉店後はおじさんを店舗の中に
しまうようになったようです・・・
グルグル巻のおじさんを
見たときに
さすがに私たち6人は
深く反省をしました
おじさんとはおじさんのお店の中で
遊ぶようにしようと心に誓いました
若い頃。
楽しかったな・・・
この話し、みんみん先生にしたら
爆笑してましたよ