大丸松坂屋の宝石・ジュエリー外商の販売方法を告発するブログ
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大丸松坂屋心斎橋店の宝石・ジュエリーの外商(外販部)の信じられない販売方法についての話です。
なお、その店から送られてきたFAXには、吉川宝飾と記載されていました。

母は、80歳近くの高齢で一人暮らしをしております。
父が亡くなってしばらくたってから、母のところに、大丸外商の女性販売員が訪問してくるようになりました。
一人暮らしの母は、寂しさもあって、いつも、部屋まで上がってもらい、楽しくおしゃべりをしていたそうです。
気のいい母は、何か買わないと申し訳ないと思い、毎回、10万円程度の宝石を買っていたようです。
母は、新たな宝石など必要としない質素な生活をしていたので、多くは、元々持っていた宝石のリメイクだったようです。

母は、自分の意思に反して相手の気持ちに沿った行動をしてしまう傾向が昔からあり、その性格は、高齢になってより強くでてきているようでした。
今回の大丸とは別の宝石店の話ですが、強く勧められて高額な宝石を嫌々購入してしまうことが、このころ、何度もあったようです。
私が気付いたときには、その宝石店から、最終的に数百万円の宝石を購入しておりました。

このことは、誰にも相談できず、毎回、また高額な宝石を買わされたと一人で悩んでいたようです。
そして、いつも親切にしてくれる大丸外商の販売員に、このことを相談したそうです。
欲しくなくても、強く勧められると、100万円以上の宝石でも断りきれず、嫌々サインして、後で後悔していると。
その販売員は、そのときは、「きちんと断った方がいい」とアドバイスして帰ったそうですが、その翌月来たときには、100万円のサファイアの指輪持ってきており、かなり強引に勧めたそうです。
今までは、10万円程度の宝石しか勧めていなかったのが、百万円以上の宝石でも強く勧められると断りきれないという話を聞いたせいか、一気に100万円もする指輪を勧めてきたようです。
母も、そんな高額な宝石は使うことないし、お金もないと断ろうとすると、ローンを組めば大丈夫ですよと、さらに勧めてきたそうです。
そこで、息子に知られると怒られると言って断ろうとすると、家族で内緒に買っている人はいっぱいいるので、黙っていれば大丈夫と言いくるめられ、結局、契約書にサインしてしまったようです。

この後も、母はひどく後悔したようですが、これで当分は来ないだろうと思っていたところ、翌月には、80万円のサファイアのネックレスを持ってやってきたそうです。
これも、断れずにサインしてしまったようですが、さすがに、このままではだめだと思い、勇気を出して電話して80万円のネックレスはキャンセルしたそうです。
ところが、電話では、一旦キャンセルしたようなのですが、しばらく経って、そのネックレスを引き取りに家に来たとき、また、強く勧められ、面と向かって勧められるとやはり断りきれず、結局、80万円のネックレスも買ってしまったようです。

このあとに、ようやく、息子である私が事の顛末に気付きました。
そこで、まずは、前述の宝石店と交渉し、本当に必要な商品以外を全て返品することにしてもらいました。
その次に、大丸の外商と交渉したわけです。

最初に書いたとおり、最初の頃は、元々持っていた宝石のリメイクなど、母も納得して購入していたのですが、100万円の指輪と80万円のネックレスに関しては、
全く欲しいと思っておらず、実際、いずれも一度も使うことなく、タンスの中にしまっていただけでした。
そこで、この2点だけでも返品したいと申し出たわけです。

それでは、一度お伺いすると言われ、女性の販売員とその上司の男性の方が家に来ました。
そこで、今までの経緯を詳しく説明したところ、欲しくない宝石を強く勧めて母に売ったことは認め、その点は謝罪してきました。
ところが、大丸としては、一旦、契約書にサインしたからには、法律的には全く問題ないので、返品することは一切できないの一点張りでした。
では、クーリングオフはできなのかと問うと、クーリングオフが認められるのは、不特定多数に訪問販売する場合だけであって、大丸会員の家に訪問して販売することは訪問販売に該当せず、クーリングオフもできないといわれました。

母が契約書にサインしたのは事実ですが、強く勧められると断れないという母の性格を知った上で、今まで売っていた商品の何倍もする高額な商品を強く勧めて買わせるといった行為や、
一旦、キャンセルした商品を、時間を置いて訪問して、再度、強く勧めて買わせるといった売り方は問題があるのではと問うたのですが、「そうおっしゃられても、契約書にサインしたといことは、本人が納得した一番の証拠になりますし、
大丸としても、全く問題はないと考えております」と、いっこうに悪びれる様子もありませんでした。

大丸松坂屋ほどの百貨店が、このような売り方をするとは考えられなかったのですが、残念ながら、これが真実です。
このような被害者をこれ以上出させないようにとの思い、長々と書いてしまいました。