四十九日も納骨も終わり 

以前の生活に戻し時を進めること

とりあえず生きて行かねばならない


齡61にして再出発


我が家には大人3人が生活している

80代の義母

50代で筋ジスで寝たきりの義兄

そして私と愛犬


小さな地方都市に私名義のニ世帯住宅で生活して居る

察しの良い人は気付いているだろう

私の道義的な立ち位置に


平均寿命では行くとわたしは20年、義母はあと数年

義兄は難病指定だから私よりは長生きしないだろう

そして

私は義母と義兄を送り出す責任がある

義母は既に私の存在を当てにしている

当然妻の親族も


つまり新しい人生ではなく継続の人生を送ることになるだろう


万が一

私のことが気にいるような奇特な女性が現れても義母と義兄の介護を手伝ってもらうのはあんまりだ

無情過ぎる

俺には無理だ

巻き込みたくない


まあ現れることもないだろうけどね


義母の親は長生き家系

送り出した頃は私もガタガタの年

自分の終活もしないといけないよな

手伝ってくれる子供は居ないし



現状ではそんな老後となる予定

だから身体が元気なうちにやれることやって

健康寿命がきたらどうするか

そうね

生存確認に遊びに来てくれるお茶飲み友達くらいは

欲しいかな


そして静かに最後を迎えられたらいいかな

誰にも迷惑かけずに


これでこのブログは止まるでしょう

妻が生きた証は残せた

二人で悪戦苦闘した証も 

子供が出来なかったから伝えて行く術のない私は

ここに記録を残すしかなかった

少しでも見てくれた人

覚えておいて貰えたら

記憶の片隅に残れば


最後に

私達の判断が正しかったか

妻が満足したかわかりません

ただ苦しむ最後の姿は見なかったから

苦しみは無かったかな

眠るように逝った