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2月いっぱいで一旦Disney+の退会を決めていた。すると2月26日、羽生結弦の東京ドーム公演の独占生配信があるという。フィギュアスケーティングのテレビ観戦歴は長いので、羽生くんはシニアデビューから見ている。これは選択の余地なし。


製氷のための休憩含め約3時間。たった一人で滑り切る。複数人のプロスケーターが交代交代でアイスショーを行うのが通例。このイベントは暴挙と言っていい。いや、それをやり遂げてしまう羽生くんの体力と精神力。アベンジャーズクラスの超人か。


初めての試み。ショーの構成、演出等々、正直、改良の余地はあると思った。が、何せ前例がない。何が正解なのかは誰もわからない。改良しても、羽生くんにしかできないのであれば、羽生くんのやるショーそのものが正解になるわけだ。


震災、避難所生活、オリンピック、金メダル、怪我、焦燥…栄光も苦悩も経験してきたアスリート。その光と闇がテーマのような気がした。重くてもそれが個性。アンコール以降は「春よ来い」「SEIMEI」と得意ネタで怒涛のフィニッシュ。


ゾーンに入った時の癖の早口で「スケートが好きでよかった」と叫ぶ羽生結弦。競技生活から身を引いてなお四回転を飛ぶトップアスリート。彼の挑戦はまだまだ続く。


ひとつだけ不満。Disney+さん、いいところで音声ブツギレだったのはアクセスが集中したから?


hiroでした。

(画像はイベントのオフィシャルサイトより引用)