テレビ朝日

六本木クラス


父(光石研)の死に関わる因縁から大手外食チェーン長屋の会長茂(香川照之)とその息子龍河(早乙女太一)への復讐を決意する新(竹内涼真)。長屋のお膝元六本木で小さな店「二代目みやべ」を開業すると、ソシオパスの天才少女葵(平手友梨奈)との出会いにより店は急成長を遂げる。ようやく新を敵とみなした長屋は反撃を開始。長屋に勤める新の初恋の人優香(新木優子)は会社と新との間で心が揺れる。一方みやべでも葵が新への想いを告げる。



はい、観ました。「梨泰院クラス」にハマってたクチ。リメイクなので「やっぱオリジナルのほうがいいよね」となる不安はあったけど「観ない」という選択肢は最初からありませんでした。出演者トラブルがあったなか無事最後まで完走。


ストーリーは完コピ。なのでハラハラドキドキはなし。再現性がポイント。よくできててなかなかの満足度。楽しませていただきました。龍河役・早乙女太一が突き抜けてましたね。舞台や映画が中心だったけど、テレビの仕事が増えそうですね。



オリジナルにいた黒人キャラがいなかったですね。見た目は外国人だけど英語が話せない、という。ジェンダーレス問題もちゃんと扱っていた。外食チェーンの内定取消しの件とかもあったので、そういうキャラがいてもよかったかな。


ラスト、会長の土下座だけ改変してましたよね。オリジナルもパクソジュンの「スッキリしない」で終わっていたので、ドラマ版の終わり方も納得。謝罪シーンも見慣れてきた。頭を下げればそれでよしというわけではないものね。



キムダミのチョイソもイヤな子と健気な子のギャップが良かったけど、平手友梨奈の葵も整えられた感はあるが一途さが強調されてて良かった。オリジナルの主題歌「Start Over」をカバーしてたのはさんざん聞いていたので嬉しかったな。


最近、連ドラとはいえ10回もなかったり。そんななか13回やりきったのも評価。コロナ以降、クールの考え方も若干だけど柔軟になった。単純に戻すのではなく、よい流れになってくるといいのにね。色んな意味でチャレンジングなドラマでした。


*画像はドラマ公式サイトより引用。



hiroでした。



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