あけましておめでとうございます。
2022年がみなさまにとって
幸せな一年でありますようお祈りします。

今年最初の投稿は予告どおり2021年の年間ランキングです。いつも通り、10〜4位は50音順としています。まずは10〜4位の7本。
*対象作品は2021年に①スクリーン鑑賞した新作、②配信鑑賞したNETFLIXオリジナル新作、③配信鑑賞した2021年アカデミー賞ノミネート作、④配信鑑賞した2021年前半のスクリーン公開作としました。

【シカゴ7裁判】

NETFLIXオリジナル作。政府側に偏った裁判を覆した実話。アーロン・ソーキンの手腕の光る一本。


【DUNE/デューン 砂の惑星】

贔屓監督ドゥニ・ヴィルヌーヴによるカルト作のリメイク。IMAX映える圧巻の世界。続編が楽しみ。


【ファーザー】

アンソニー・ホプキンスがアカデミー賞主演男優賞受賞した作品。被介護者側の視点というのが斬新。


【プロミシング ヤング・ウーマン】

悲劇とアートと痛快のリベンジ劇でMeTooエンタメの発展系。キャリー・マリガンの超新境地。


【マ・レイニーのブラックボトム】

NETFLIXオリジナル作。白人社会を痛烈に批判した実話。チャドウィック・ボーズマンの遺作。


【野球少女】

韓国作品。非スポ根。閉ざされた扉をこじ開ける女性のドラマ。イ・ジュヨンのキャラ力。


【ラストナイト イン ソーホー】

エドガー・ライトの傑作。トーマシン・マッケンジー、アニャ・テイラー=ジョイの2トップが強力。


次はトップ3です。


第3位

【ノマドランド】

アカデミー賞作品賞はじめ3冠。ノンフィクションのような構成で淡々と地味だが力強い。最近のフランシス・マクドーマンドにハズレなし。


第2位

【シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ】

新劇場版シリーズの最終作。物議を呼んだ終わり方だった前シリーズをちゃんと終わらせたアニメ史上に名を残す傑作。新たな名場面も多数。


第1位

【ディア エヴァン・ハンセン】

事前情報なしで観てビックリ。好き嫌い…というかわかる人とわからない人がはっきり分かれるヤツ。それでいいんだよ、と優しく語りかけてくれる。


人種差別、高齢社会、性暴力、社会的弱者、メンタル疾患…テーマをみると重いラインナップですが、時にポップに時に刺激的に時にコミカルに、その表現方法も多様化。エンタメの底力を感じますね。特に「プロミシング〜」と「ラストナイト〜」はトップ3と遜色なしの衝撃作。「ディア〜」はメンタル経験者や理解がある方限定で刺さるストーリーでした。


みんなが「いい」という作品も商業的には必要ですが、あくまで個人的に刺さった作品をセレクトしています。抱腹絶倒の映画、ド派手にスカッとする映画、心を癒してくれる映画、明日への活力をくれる映画…2022年はどんな作品と出会えるのでしょうか。楽しみですね。



hiroでした。