【シカゴ7裁判】
NETFLIXオリジナル作。政府側に偏った裁判を覆した実話。アーロン・ソーキンの手腕の光る一本。
【DUNE/デューン 砂の惑星】
贔屓監督ドゥニ・ヴィルヌーヴによるカルト作のリメイク。IMAX映える圧巻の世界。続編が楽しみ。
【ファーザー】
アンソニー・ホプキンスがアカデミー賞主演男優賞受賞した作品。被介護者側の視点というのが斬新。
【プロミシング ヤング・ウーマン】
悲劇とアートと痛快のリベンジ劇でMeTooエンタメの発展系。キャリー・マリガンの超新境地。
【マ・レイニーのブラックボトム】
NETFLIXオリジナル作。白人社会を痛烈に批判した実話。チャドウィック・ボーズマンの遺作。
【野球少女】
韓国作品。非スポ根。閉ざされた扉をこじ開ける女性のドラマ。イ・ジュヨンのキャラ力。
【ラストナイト イン ソーホー】
エドガー・ライトの傑作。トーマシン・マッケンジー、アニャ・テイラー=ジョイの2トップが強力。
次はトップ3です。
第3位
【ノマドランド】
アカデミー賞作品賞はじめ3冠。ノンフィクションのような構成で淡々と地味だが力強い。最近のフランシス・マクドーマンドにハズレなし。
第2位
【シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ】
新劇場版シリーズの最終作。物議を呼んだ終わり方だった前シリーズをちゃんと終わらせたアニメ史上に名を残す傑作。新たな名場面も多数。
第1位
【ディア エヴァン・ハンセン】
事前情報なしで観てビックリ。好き嫌い…というかわかる人とわからない人がはっきり分かれるヤツ。それでいいんだよ、と優しく語りかけてくれる。
人種差別、高齢社会、性暴力、社会的弱者、メンタル疾患…テーマをみると重いラインナップですが、時にポップに時に刺激的に時にコミカルに、その表現方法も多様化。エンタメの底力を感じますね。特に「プロミシング〜」と「ラストナイト〜」はトップ3と遜色なしの衝撃作。「ディア〜」はメンタル経験者や理解がある方限定で刺さるストーリーでした。
みんなが「いい」という作品も商業的には必要ですが、あくまで個人的に刺さった作品をセレクトしています。抱腹絶倒の映画、ド派手にスカッとする映画、心を癒してくれる映画、明日への活力をくれる映画…2022年はどんな作品と出会えるのでしょうか。楽しみですね。
hiroでした。