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2021を彩る作品になるか
呪術廻戦

類い稀な身体能力をもつ高校生・虎杖は親代わりに育ててくれた祖父を亡くして一人になる。そんな虎杖の前に「呪物」を回収に来たという伏黒が現れるが、虎杖の持っていたのは入れ物だけ。中身は学校の先輩が持っていて、今夜開封するという。呪物の封印が解かれる前に対処しようと伏黒と共に学校へ向かう虎杖だったが…。


鬼滅の刃」に続くブレイクアニメと注目される本作。これも例に漏れずジャンプ作品。あらすじの続きとしては、封印が解けた邪悪な呪いが放たれ、その呪いを食って体内に宿してしまった虎杖少年が主人公。あ、イタドリと読む。

世の中で起きてる原因不明の変死事件や失踪事件のほとんどが「呪い」のせいなんだって。それを調査・解決する呪術師の結社があって、そこの術師を育成する高等専門学校が舞台。ホグワーツを舞台にするハリー・ポッター的な世界観かな。


鬼滅もそうだったけど、最近の少年コミックって血の量がすごく多くない? 昔なら「北斗の拳」で多めなほう。「ドラゴンボール」なんてあの死闘して血はあれだけだからね。現役では「僕のヒーローアカデミア」あたりがジャンプの王道か。

コミックの潮流が「子供」から「ヤングアダルト」に変わるなか、アニメでも表現の自由がきく劇場版や深夜枠を活用することで大人向け演出が可能になる。若い頃からこういう素材に触れてきた世代は、大人になってもホラーとか平気なのでは?


ジャンプなのでキャラクター力はさすが。個人的な感想だけど、結構「NARUTO」の影響を受けてるかなぁと。主人公虎杖悠仁は強力な呪い・両面宿儺(リョウメンスクナ)を宿している。これは九尾を宿してるナルトとリンクする。

虎杖の仲間も。クールな伏黒はサスケ、紅一点釘崎はサクラ。大人気(僕も大好き)五条悟はビジュアルも軽妙さも強さも、絶対カカシ先生。隠してるのが目か口かの違い。目を晒した時は写輪眼かと。敵ラスボスの夏油は大蛇丸の匂いあるし。


英語のつづりを「spell」って言うよね。あれ「呪文」の意味もあるのよね。「おまじない」も同じ。良い悪い関係なく願い事をするときの言葉。転じて人の行動を誘導する言葉もそう。誘導されてる状態が「呪われてる」ということ。

笑いを誘導する「一発ギャグ」もある意味呪文。そんな意外と身近にある「呪い」をモチーフに戦うコミックというのは視点が新鮮。主人公の死生観が軽いのが若い読者が多いだけに気になる。配信分しか観てないので今後の展開は不明なのだけど。


hiroでした。


鬼滅の刃 ←これもネトフリで観た


鬼滅の刃 ←呪術も劇場版になる?


NARUTO ←影響受けてるよねー