NETFLIX観賞

驚愕の市街戦!
トランスフォーマー
/ダークサイド・ムーン

二度にわたって世界を救ったサム(シャイア・ラブーフ)も今や就職浪人。新しいガールフレンド・カーリー(ロージー・ハンティントン=ホワイトリー)のコネでなんとかメッセンジャーの仕事に就く。一方、かつてのアポロ計画の裏で月面に不時着したサイバトロンの船の存在を知ったオプティマス(ピーター・カレン)らオートボットは伝説の戦士センチネル(レナード・ニモイ)が生きているかもしれないと月に向かう。


これぞ大風呂敷。米ソの熾烈な宇宙開発競争の理由、JFK暗殺事件の真相、そしてチェルノブイリで起きていたこと…それら歴史的事件・事故の裏にはサイバトロン内戦の爪痕が関与していたらしい。この大胆さ潔し!

矢追先生も追っていたマジスティック12も関係してそう。きっとロズウェルもエリア51も…などという一握りの方にしか伝わらないワクワク。人気SFアクションシリーズがそっちジャンルに進化した。歓喜。


センチネルなる新たな脅威を目覚めさせたのは強引。前作までの自然な流れとは違う。ふつうなら賛否分かれるところ。沈黙が守られたのは「楽しければいい」と誰もが思っているから。そう思わせるベイは只者じゃない。

ホームコメディ、ラブコメ要素は大幅減。その分バトルシーンはかなり長い。CGチームの血と汗の匂いが漂う。大好物のスカイダイブも満載。クライマックスのシカゴ決戦は映画史に残る大バトル。トランプタワーも崩壊。


なんやかんやあったミーガンに変わるシン彼女ロージー。「マッドマックス/怒りのデスロード」以外パッとしない印象だが私生活ではステイサムのパートナー。「魔法にかけられて」のパトリック・デンプシーも参戦。

宇宙大先生ニモイ氏がセンチネルの声。怖〜いレディがあのフランシス・マクドーマンドだった。共に初見時は気付かず。レギュラー陣では「ワイルドスピード」で大成功のタイリース・ギブソンの扱いが右肩上がり。


サム・ウィトウィッキー中心のシーズン1最終作は変形ロボアクションの集大成。動きが早すぎる上にゴチャゴチャしたフォルムでもう何がなんだかわからない。でもそれがトランスフォーマーなんだよね。

その後なんやかんやあったシャイアくんに代わり、ウォールバーグの「大人のトランスフォーマー」シーズン2に続く。


監督・製作総指揮:マイケル・ベイ/脚本:アーレン・クルーガー/製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
出演:シャイア・ラブーフ/ロージー・ハンティントン=ホワイトリー/パトリック・デンプシー/フランシス・マクドーマンド/ジョシュ・デュアメル/アラン・テュディック/ケヴィン・ダン/ジュリー・ホワイト/ジョン・マルコビッチ/タイリース・ギブソン/ジョン・タトゥーロ/レナード・ニモイ/ピーター・カレン/ヒューゴ・ウィーヴィング


hiroでした。


マッドマックス怒りのデスロード


魔法にかけられて


ワイルドスピードX2