NETFLIX鑑賞

リメイクの続編だったとは⁉︎
シャフト

元警官の探偵シャフト(サミュエル・L・ジャクソン)は裏社会の大物ゴルディト(イザック・ド・バンコレ)の襲撃をきっかけに愛する妻子と離別する。シャフトと別れたマヤ(レジーナ・ホール)に育てられたジュニア(ジェシー・T・アッシャー)は成人しFBIの分析官として働いていたが、親友の死が麻薬の過剰摂取と判断されたことに疑念を抱く。


1970年の小説を1971年に「黒いジャガー」のタイトルで映画された作品を2000年にリメイクした作品と同じタイトルの続編…というややこしい経緯。タイトルが同じなのは、原題からして同じなのでしょうがない。

2019年の本作は日本未公開。日本で見ることができるのはNETFLIXの配信のみ。ということで初見。これら事前情報ゼロだったので前作ネタがかなり仕込んであったことは後から知った。…先に言ってよ~_~;


ということで僕の中で息子が「時間の経過」効果になってない。「ジャガー」ネタもスルーしてしまった。終盤に登場するシャフト・シニアとのやりとりも「何かある」ことはわかりながらモヤモヤ。

主役もてっきりサミュエルかと思いきや実は息子のジュニア。エリートのジュニアも父ジョン・シャフトの血を継いでいて、というのが柱。その上おじいちゃんまで加わって、と展開。続編らしいといえばらしいのだが…。


W主演サミュエルの立ち位置は引き気味。アッシャーへの気遣いか。「モーフィアス」は笑った。シニア役のリチャード・ラウンドトゥリーは前作と同じで続投。1971年のオリジナルではシャフト役で主演。

もう一人の主役アッシャーは「インデペンデス・デイ/リサージェンス」の主要キャストに抜擢された期待の星なのだが、サミュエルの息子役としては力不足。スマートすぎて印象に残らないのは致命的。


シャフト家の系譜をわかっていてこそ面白い一本。そこを押さえてないと、キャスティングも流れも笑いのセンスも中途半端。1971年版はともかく2000年版くらいは探して観ておいたほうがよかったかも(笑)


監督・製作総指揮:ティム・ストーリー/脚本・製作総指揮:ケニヤ・バレス/脚本:アレックス・バーノウ/原作:アーネスト・タイディマン
出演:サミュエル・L・ジャクソン/ジェシー・T・アッシャー/アレクサンドラ・シップ/レジーナ・ホール/タイタス・ウェリヴァー/アヴァン・ジョーギア/ルナ・ローレン・ベレス/イザック・ド・バンコレ/リチャード・ラウンドトゥリー


hiroでした。