NETFLIX鑑賞

サミュエルが愛される理由がわかる一本!
ヒットマンズ ボディガード

元CIAのボディガード・ブライス(ライアン・レイノルズ)はある失敗をきっかけに信用を失い失意の日々。元カノの国際警察官アメリア(エロディ・ユン)から某国独裁者デュコビッチ(ゲイリー・オールドマン)の裁判で証人となる殺し屋キンケイド(サミュエル・L・ジャクソン)の警護を依頼される。



初見。2017年、NETFLIX製作ながらちゃんと劇場公開され米国ではそこそこヒット。ところが、レイノルズ+サミュエルの豪華共演にもかかわらず日本ではなぜか未公開。配信のおかげで日の目をみた作品。

同じライアンのゴズリングに比べ「デッドプール」以前の日本でのレイノルズ人気は今ひとつなのは否めない。未公開の原因はそこなのか。百聞は一見にしかず。口達者な二人のバディ・アクション・コメディを鑑賞。


割と早い段階で裏切り者が発覚。なのでサスペンス要素は薄くアクションに特化。ガンアクションはお手の物の2人。カースタントも超本気。車、バイク、ボートも駆使してのアムステルダム追跡戦。

かつては殺し合った2人が行動を共にするうちに…というアルアル展開。その決め手になるのは血生臭い2人にはそぐわないコイバナ(笑)。殺し屋からのお上品でない言葉まじりの恋愛アドバイスに胸を撃たれる。


二枚目なのにダメ男が似合うレイノルズ。ようやく「オレちゃん」で日本でも認知。新作も今のところ公開予定で一安心。サミュエルが悪キャラ活かしたままのいいモノ役。そのカッコ良さと器用さに拍手。

W主演それぞれのWヒロイン。2人とも初見の人だけど個性どおりの見事なキャスティング。特にサルマ・ハエックのクールさが焼き付く。殺し屋の恋人とはこういう人だろうと納得。オールドマンはもったいなさすぎる。


レイノルズのコメディアンぶりとサミュエルの愛されキャラが際立つスルー作品。これは劇場公開してもよかったのではないか。続編があっても良いくらいではないか。おうちシネマで満足の一本。

わかりやすくて笑えてスッキリ。いろいろ溜め込んでる人にオススメ。観られる環境の方はぜひぜひ。

ちなみに↑は宣材ポスターのひとつ。
あの有名作品のパロディです(笑)


監督:パトリック・ヒューズ/脚本:トム・オコナー
出演:ライアン・レイノルズ/サミュエル・L・ジャクソン/エロディ・ユン/サルマ・ハエック/ジョアキム・デ・アルメイダ/ティネ・ヤウストラ/ユーリ・コロコリニコフ/ゲイリー・オールドマン


hiroでした。