NETFLIX鑑賞

はたらく細胞 シーズン1/#1〜#14

人間の体には約37兆2000億個の細胞が24時間365日一生懸命働いています。

あらすじ以上!(笑)


結構話題になってた原作コミック。仕事で健康関係の記事を書くことが多く、気にはなっていたんだけど、そのアニメ版をNETFLIXで発見。迷わず食いついたら案の定ハマった。知らない方のために軽めに概要をご紹介。

まずこれは人の体の中の細胞の話。ただし、人はまったく出てこない。それどころか、血管や内臓の描写すらない。なので「人体の不思議」的な生々しさは一切なし。体の中に細胞たちの街があるという斬新さ。


生々しさはないけど、主人公は赤血球、相棒は異物を排除する(殺す)白血球…なのでさすがに血は出る。「主人公が赤血球?何言ってるかわかんない」…よね。つまりいろんな細胞が擬人化されて世界が構築されている。

擬人化された細胞たちがそれぞれの仕事をこなして僕らの毎日が保たれている。そんな細胞たちが個性的でユニークなのがミソ。説明くさくもなくわかりやすいし、細胞が人間っぽくてドラマチックで実に面白い。


赤血球は体内の血管を巡って各地(笑)の細胞に酸素を供給し二酸化炭素を回収する。白血球は細菌やウイルスを殺して貪食する(取り込む)。体内で最も多い免疫細胞。人気の癒しキャラ血小板は傷の修復が仕事。

熱き殺し屋キラーT細胞、そのクールな司令官ヘルパーT細胞、華麗な殺し屋マクロファージ、免疫兵器を作るB細胞、ヒスタミンを分泌する脂肪細胞、免疫の履歴を記録する記憶細胞…キリがない。魅力的なキャラ多数。


すり傷、インフルエンザ、食中毒、スギ花粉アレルギー、がん、熱中症、かぜ…その時体の中で何が起こっているのかがよくわかる。自分の体が、健康が愛おしくなること請け合い。

面白くて勉強になるのだから言うことなし。製作が決定しているシーズン2が楽しみ。カサブタができるたびに血小板ちゃんの顔が思い浮かぶ。


画像は上から赤血球、白血球、血小板、マクロファージです。


hiroでした。