WOWOW鑑賞

夢はドーナツ屋さん!
イコライザー2

元CIAのエージェントであるマッコール(デンゼル・ワシントン)はハイヤー運転手をしながら、善人を蝕む悪に人知れず制裁を加える闇の仕事人として生きていた。現在もCIAで働く元相棒スーザン(メリッサ・レオ)がある事件の捜査のためにブリュッセルを訪れるとホテルで何者かに襲われ殺害される。


初見。これ観てから「前作覚えてないぞ」と過去記事を読み返そうと思ったら見つからない。「あれ?観てない?」と慌ててWOWOW番組表をチェック。幸い前作放送があって再見したら、やっぱり観てた。

観たけど単に書いてなかっただけ…というもの忘れオヤヂの話はさておき、中年オヤヂ大活躍アクション映画の続編レビューです。


前作終盤から登場したマッコールの過去を知る老夫婦が序盤から登場(この2人との関係が思い出せなかった)。そのマッコール、今度はハイヤー運転手となりあいも変わらず人助けの日々。

ところがシリーズの舞台回しになるのかと思われたスーザンがまさかの早期撤収。またしてもマッコールの前に強大な敵が現れる、という寸法。


今回も老人の生き別れの妹の話やら、黒人青年の夢の話やら、連作人情物のようなネタの数々。それを本筋にうまく絡めていくのだから、フークア+ウェンクのストーリーテリングは盤石。

併せて前作のマッコールの過去ネタも満載。アリーナに語っていたドーナツ屋になりたいという夢は本気だったことを知る。


デンゼルの円熟アクションは維持。メリッサさんが出番短い分、大統領…もといビル・プルマンが躍進。ペドロ・パスカル…観た覚えがあると思ったら「ビールストリートの恋人たち」の白人やん。

冒頭からトルコを舞台にイーサン・ハント並みのアクション。ベルギーにだってひとっ飛び…世界を駆け巡る闇の仕事人の活動費用はどこから出てるのか少し気になる。


監督:アントワーン・フークア/脚本:リチャード・ウェンク
出演:デンゼル・ワシントン/ペドロ・パスカル/アシュトン・サンダーズ/ビル・プルマン/サキナ・ジャフリー/メリッサ・レオ


hiroでした。