28本目(5月13日鑑賞)

助けてくれる仲間はいるよ、絶対に
シャザム!

監督:デヴィッド・F・サンドバーグ/脚本:ヘンリー・ゲイデン
出演:ザッカリー・リーヴァイ/アッシャー・エンジェル/ジャック・ディラン・グレイザー/ジャイモン・フンスー/グレイス・フルトン/イアン・チェン/ジョバン・アルマンド/フェイス・ハーマン/ジョン・グローヴァー/アダム・ブロディ/ミシェル・ボース/ロス・バトラー/DJコトローナ/ミーガン・グッド/マーク・ストロング

幼い頃に母親とはぐれて孤児となったビリー(アッシャー・エンジェル)は里親の元を逃げ出しては母の行方を探していた。新たにグループホームに入居しフレディ(ジャック・ディラン・グレイザー)らと同じ学校に通いだした頃、地下鉄で不思議な場所にたどり着き、魔法の能力をもつヒーロー(ザッカリー・リーヴァイ)となる。


1人だと思ってた。1人で戦っていたと。

倒れた。諦めた。ところが、差し出される手があった。抱えてくれる腕が、支えてくれる肩があった。1人、2人、3人、4人…

全体のなかでは取るに足らない人数だとしても「いる」ことが重要。1人じゃないと知ることがどれだけ心強いことか。


ビリーはたった1人で大人の世界を相手に戦っていた。大人に勝る力を手に入れ、仲間と出会い、ようやく訪れた青春。よかったね、では終わらない。

大人の真似して天狗になる。友の助けがあったことを忘れてしまうのも青春。ピンチになって気付く。1人より2人の方がいいし、2人より…おっと。


エンジェルくんは人気出そうだけど、リーヴァイの顔の濃さは苦手(笑)。子どもたちが見かけない子ばかりなのは、展開が読めないので楽しい。最後はビックリしたよ。

マーク・ストロングは「キングスマン」みたいなのもいいけど、悪役はしっくりくるね。最近よく見るジャイモン・フンスー。アフリカ系の売れっ子俳優。


シャザムは魔法使いってこと? 魔法らしさが薄く、スーパーマンとの能力の違いもわかりづらいかった。おばか系の苦手な人にもフィットしないかも。

それでもちゃんと暖かいメッセージが仕込んであるのが強み。「見た目は大人で中身は子ども」な言動も脚本の妙。拍手喝采のサプライズに後味も良い。

ジャスティスリーグ」関連なので観ておくべき作品。だが、如何せん上映終了間際に観た。オススメしても時すでに遅し。



hiroでした。



脚本7 映像8 音響8 配役7 音楽7
37/50