ご無沙汰しています。スクリーン鑑賞作品のレビューのみ不定期更新します。

26本目(4月28日鑑賞)

大陸サイズの超大作‼︎
キングダム

監督・脚本:佐藤信介/原作・脚本:原泰久/脚本:黒岩勉/アクション:下村勇二
出演:山崎賢人/吉沢亮/本郷奏多/橋本環奈/満島真之介/要潤/六平直政/深水元基/橋本じゅん/坂口拓/宇梶剛士/加藤雅也/高嶋政宏/石橋蓮司/長澤まさみ/大沢たかお

紀元前245年、中華西方の国・秦。戦災により奴隷となったシン(山崎賢人)は剣の腕で将軍になろうと同じ奴隷のヒョウ(吉沢亮)と鍛錬に励んでいた。やがてヒョウは宮廷に取り立てられて去っていくが、秦王の弟セイキョウ(本郷奏多)のクーデターが発生。ヒョウは血まみれになってシンのもとに辿り着き、あることを託して息をひきとる。


幾重にも折り重ねられたストーリーの巧妙さや編集技術に唸らされる。それもエンターテインメントの魅力のひとつではある。

一方で単純明快さが心を揺さぶるのも事実。たった一言のセリフに感動できるのもエンターテインメントの持つ魔法。


「夢があるから前に進める」…本作のキモは主人公シンのこのセリフに尽きる。

夢を語ることを憚るうちに夢を持つことを忘れてしまった人たち。一人でも二人でも夢を持つことを思い出して…と鼓舞。佐藤信介監督作品「いぬやしき」と同質のメッセージ。


佐藤監督は大ファン。「GANTZ」も「図書館戦争」も観ているがハマったのは「アイアムアヒーロー」から。邦画初の本格ゾンビアクションだと驚喜した。

「いぬやしき」「BLEACH」もマーベル級のヒーロー作品。邦画枠を超えたエンターテイナーだと勝手に思っている。本作も大陸級のスケール感に大満足。


賢人くん、大スケールに負けずに座長を見事全う。亮くんは朝の顔で今や時の人。橋本環奈ちゃんは表の演技…あれ、この3人って斉木⁉︎(笑)

「GANTZ」「いぬやしき」の奏多くんは得意キャラで楽しそう。「アイアム…」の長澤まさみちゃんが超絶カッケェ。大沢たかおの役作りがスゲェ。


原作コミックは絵が好きではないので未読だが問題なし。スケールもアクションもさすが佐藤信介。熱いメッセージも響く。スクリーン鑑賞してよかった。

心が元気な時に観てたらもっと熱いレビューになってたと思うよ(笑)



hiroでした。



脚本7 映像10 音響8 配役8 音楽8
41/50