WOWOW鑑賞 台風の日はおうちでアニメ②

 
新たな脅威に再集結
009 RE:CYBORG
 
監督・脚本:神山健治/音楽:川井憲次/原作:石ノ森章太郎
出演:宮野真守/小野大輔/斎藤千和/玉川砂記子/大川透/丹沢晃之/増岡太郎/吉野裕行/杉山紀彰/勝部演之
 
世界各地の高層ビルで自爆テロが発生。日本でもダイナマイトを隠し持った高校生島村ジョー(宮野真守)が六本木ヒルズにいた。そこへ大男(丹沢晃之)が現れ襲われたジョーだったが、格闘中に、かつて世界平和のために戦ったゼロゼロナンバーサイボーグだった頃の記憶が蘇る。
 
 
サイボーグ009」は登場人物を知ってる程度。小室哲哉音楽担当の2001年リメイク版は少し観た。本作は2013年版。彼らのその後の話。
 
ジェット(002小野大輔)、ブリテン(007吉野裕行)、ピュンマ(008杉山紀彰)、ハインリヒ(004大川透)は自国に帰り、フランソワ(003斎藤千和)、イワン(001玉川砂記子)、張(006増岡太郎)、ジェロニモ(005)はギルモア博士(勝部演之)の下で独自に活動。一人ジョーのみ記憶を消され、高校生として暮らしていた。
 
という設定。
 
 
ジェット所属のアメリカ国家安全保障局はじめ各国組織がリアル。ハインリヒの東西ドイツ統一後の処遇など、世界情勢も今風に大幅修正。アダルトな展開もあったりして大人向けな009。
 
ジョーとジェットは何らかの確執があった模様。記憶にないが、そういう前提で話に乗っておく。そのジェットの周囲が不穏。かの大国を露骨に「悪」としているが大丈夫か?
 
 
ハン・ソロ」レビューで二番手好きと公言した。009ではジェットがその位置。宮野真守のジョーに対して小野大輔を当ててる時点でその人気もわかる。
 
そのジェット。本作ではもう一人の主人公といってよく重要。ハインリヒばりのフォルムチェンジには相当痺れる。…あ、ハインリヒも好き。
 
 
神相手の壮大な物語が展開。音楽が効果的に神秘的な空気を演出。耳馴染んだ曲だと思ったら音楽担当は「GANTZ」の川井憲次。
 
バラバラになったゼロゼロナンバー・サイボーグが今回のミッションで再集結。リスタートの思いを込めた本作だが、続きが作られていないのは惜しい。
 
 
 
 
hiroでした。