103本目(12月19日鑑賞)FP⑦
すまん、わからん。
監督・脚本:板尾創路/脚本:豊田利晃/原作:又吉直樹/音楽:石塚徹
出演:菅田将暉/桐谷健太/木村文乃/川谷修士/三浦誠己/加藤諒/高橋努/山崎樹範
東京で芸人活動をする漫才コンビ・スパークスの徳永(菅田将暉)は、温泉地の営業で知り合った大阪の芸人あほんだらの神谷(桐谷健太)に惚れ込み、その日のうちに弟子入りする。二人とも鳴かず飛ばずの日々が過ぎ、神谷は活動拠点を東京に移し、徳永と再会する。
夢を叶えられる人はごくわずか。
多くの人が夢破れて去っていく。
ただ夢を追いかけている時は幸せだ。
原作未読。「お笑い」は苦手。菅田くん健太くんを観たくて鑑賞。映画なら又吉先生の受賞作を受け入れられるかもしれない…と思ったが…やっぱあかんやん。
徳永は神谷のどこに惚れたのか。男気だったり、自分の笑いを追求するストイックさだったりなんだろう、最初は。ところがカッコよく見えたアレコレもただの不器用だったと。
不器用なら不器用を通す、ならカッコいいんだろう。最後の展開で結局神谷はダメ男。どこにも共感ポイントなし。
徳永と相方・山下(川谷修士)との関係性のほうが惹かれる。ピザのやり取りからラストライブの流れは泣ける。ま、確かに、お笑いで泣かすのは反則だけども。
ということで、菅田くん、川谷くんは熱の伝わる好演。菅田くん、今年は大活躍だった。健太くんも与えられた役はこなしていたんだと思う。キャラ設定が拙かっただけ。
木村文乃はやはり可愛い。あの変顔されると余計に愛おしい。三浦誠己は見せ場少なめ。加藤諒のアイコン力もたいしたもの。
終始乗れなかった。仕方ないので、冒頭の夢に関する3文でまとめてみた。テーマは伝わるし、逆説的アピールなんだとは思うけど。要は「お笑い」が好きでない時点であかんかったんやろ。
これ観て「芸人の世界は大変ね〜」って思います?これね、どこの業界でどんな仕事してても一緒ですから。他人事じゃないですよ。それだけは言っとこ。
hiroでした。
hiroでした。
脚本5 映像6 音響6 配役7 音楽6
30/50