美女と野獣(2017・日本語吹替版)
劇場鑑賞時(字幕版)のレビューはコチラ
「買ったの」
相方さんがAmazonの封筒から出したのが発売間もない「美女と野獣」のソフト。早速鑑賞。劇場鑑賞時は字幕版。今回は公開当時から好評だった日本語吹替版での鑑賞。
まずは主要キャストの声優陣。
【ベル:昆夏美】
ミュージカル女優で「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」などビッグプロジェクトの経験豊富。
【ビースト:山崎育三郎】
ミュージカル俳優で盟友・井上芳雄とWキャスト「モーツァルト!」が人気。ドラマにも積極的。
【ガストン:吉原光夫】
元劇団四季。「美女と野獣」で同じガストン役も経験。テレビ・映画などにも多数出演。
【ポット夫人:岩崎宏美】
歌手としてレコード大賞を獲得。「レ・ミゼラブル」出演など舞台実績もあり。
声優でもなく、人気タレントでもなく、舞台系俳優を中心に集めた本気キャスト。元々、ディズニーの日本語版スタッフの力の入れようは定評があったが、これほどのこだわりはかつてなかったのではないか。
歌唱については間違いなく日本語版のほうがハイクオリティ。特筆はベル役の昆夏美。エマ・ワトソンもがんばってるんだけど、やっぱ本職には敵わない。舞台女優なのでセリフのほうも及第点とくれば最強だ。
ダン・スティーヴンスも悪くないけど、山崎育三郎の勝ち。エマ・トンプソンより岩崎宏美。ルーク・エヴァンスなど最強のガストンかと思っていたが、吉原光夫がその上を超えていった。聞き慣れた日本語版アニメに近いせいかもしれないけど。
これだけのメンバーを揃えたのなら必然。ただし、これらは単に歌唱の比較。演技し、撮影されたオリジナル版があってこそだということは忘れちゃならない。
結論、日本語版を劇場鑑賞しなかったのは悔やまれる。
hiroでした。