75本目(10月7日鑑賞)

きっとまた会える
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僕のワンダフル・ライフ

監督:ラッセ・ハルストレム/原作・脚本:W・ブルース・キャメロン/音楽:レイチェル・ポートマン
出演:デニス・クエイド/ペギー・リプトン/K・J・アパ/ブリット・ロバートソン/ジョン・オーティス/ジョシュ・ギャッド

車中で脱水症状を起こしていた犬(声ジョシュ・ギャッド)は通りかかった少年イーサンに救われベイリーと名付けられる。その後イーサンの家族になり、幸せな時も辛い時もいつでもそばにいたベイリーだったが、犬の寿命は短い。イーサン(K・J・アパ)が農場経営の学校へ行き始めた頃、年老いて死んでしまう。ところが間も無くベイリーは警察犬エリーとして生まれ変わる。

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あー泣きました。

劇中で4回(宣伝では3回?)生まれ変わる=4回死ぬってこと。hiroはすでに一人亡くし、現在2代目3代目。わかってたけど、そりゃ泣けますわ。

連休初日とはいえサービスなしの休日。なのにほぼ満席。「あー、この人たち、ほとんどがペットライフを経験してるんだろうな」と勝手に憶測。

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最初の死は生まれてすぐ捕まり殺処分。あまりに急で「ああっ」と泣く間も無く(たぶん宣伝はこれがノーカウント)。殺処分、さらっと流してますけど衝撃は十分です。

崩壊したのはイーサンと出会ってからの2回目。ナレーションがベイリーなのでワンコ目線。あーこんなこと考えてるのかな、と。死の間際までパートナーのことを思い…然もありなん。

はい、初代ベルとのお別れの朝を思い出しました。涙が止まりませんでした。観ている人のそういう記憶を引きずり出す効果です。ずるい。それをその後2回繰り返されます。

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少年時代から50年後くらいかな、ベイリーは初老に達したイーサンと巡り合えます。初老イーサンをデニス・クエイドが演じてます。その他、有名な役者さんはいないので、コンパクト感があります。

贔屓目なしでみると…特定の方が泣ける作品かな。ペットロス体験のない方には再現ドキュメンタリーレベルかもしれません。正直、宣伝は誇大だと思うし、評価が高すぎな気はします。

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ペットロス、経験ありますか?

年老いた往生だとしても「異変に気付けなかったか」「もっとしてあげられることはなかったか」…必ずと言っていいほど後悔があります。「生まれ変わってまた会える」…そう信じたい思いがあります。

そういう思いの方のための、亡くなったペットたちへの供養のための、そんな作品だと思います。



hiroでした。



脚本7 映像7 音響6 配役6 音楽7
33/50
*映画作品としての評価です。hiroは大好きですがすべての方にオススメする作品ではありません。