WOWOW鑑賞 シリーズ一気見③
ヴァンパイア史の時間🎓
監督:パトリック・タトポロス/脚本:ダニー・マクブライド/ダーク・ブラックマン/ハワード・マケイン/音楽:ポール・ハスリンジャー
出演:マイケル・シーン/ビル・ナイ/ローナ・ミトラ/スティーヴン・マッキントッシュ/ケヴィン・グレイヴォー/シェーン・ブローリー/ケイト・べッキンセイル
セリーン(ケイト・ベッキンセイル)がヴァンパイアの戦士として活躍するはるか昔。ヴァンパイアは三長老の一人ビクター(ビル・ナイ)を中心に隆盛を極め、人狼やライカンは彼らの奴隷として蔑まれていた。ルシアン(マイケル・シーン)はライカンのリーダーとしてビクターに仕えていたが、いつしか彼の娘ソーニャ(ローナ・ミトラ)を愛するようになる。
シリーズ第三弾はファン以外置いてけぼりのスピンオフ。いいのいいの、シリーズとはそういうもの。
ということで今回は、彼らにとっての昔話。前作「エボリューション」の回想で吸血鬼と人狼の分かれ道が語られた。その後の話。
ビクターとルシアンの関係。その後のことは知ってるので、ネタバレで観ることになるのはがまん。
画面が暗い。ヴァンパイアだから元々暗いのだが、いつもより暗い。古い時代だから、電気もないから余計に。
あえて時代設定は明確にしない。あえて人間との絡みも描かない。なので、アンダーワールドが主軸のクラシックでゴシックな空気。
生身アクションはシリーズの見せ場。銃や爆弾を弓や剣に持ち替えてのアクションにほれぼれする。今までショボかったCGも少しパワーアップ。
現代のライカンリーダーでセリーン&マイケルを追う側だったルシアンが、マイケル・シーンのまま主役に昇格。ヴァンパイアもライカンも不死だからできたキャスティング。ちなみに「パッセンジャー」のバーテンダーを演じた人。
一作目のラストでセリーンにやられたビクターも過去話なので復活。前作の過去回想含めビル・ナイ3連投。ビクターの娘ソーニャは初登場。ローナ・ミトラがケイトに代わる本作のヒロイン。美人だがケイトの美しさには敵わないなあ。
冒頭とラストのセリーン登場で過去二作との繋がりを確保。ケイトの出番は本作ではサービス程度。面白かったけど、ケイトがいないとどこか寂しい。
第四弾は待ちに待ったケイトの大活躍!
hiroでした。