64本目(9月1日鑑賞)

愛なんだ!
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ワンダーウーマン

監督:パティ・ジェンキンス/脚本:アラン・ハインバーグ/音楽:ルパート・グレグソン=ウィリアムズ
出演:ガル・ガドット/クリス・パイン/ロビン・ライト/ダニー・ヒューストン/デヴィッド・シューリス/コニー・ニールセン/エレナ・アナヤ/ユエン・ブレムナー/サイード・タグマウイ/ユージン・ブレイヴ・ロック/ルーシー・デイヴィス

女性だけのアマゾン族の住むセミッシラで育ったダイアナ(ガル・ガドット)。偶然迷い込んできた人間の男スティーブ(クリス・パイン)を助け、人間の世界で戦争が起きていることを知る。戦いの神アレスが戦争を起こした張本人だと推察したダイアナはスティーブと共に島を抜け出し、戦争を終わらせるために人間の世界へと向かう。

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予想を軽く超えてきた。

闘うオンナは美しい。跳び、剣をはらい、弓を撃つ。冒頭、セミッシラの集団戦から萌える。そして人間界に身を投じたダイアナ。圧倒的。敵なし。痛快。連れて歩きたい。もとい、連れてってください。

強いだけじゃない。ミス・イスラエルの美貌に純粋無垢な可愛らしさ。ダイアナ=ガル・ガドットの図式は間違いなく大成功。

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純粋なのは武器であり弱点。純粋すぎる故、人間の有り様に傷付く。戦争は人間が起こしたもの。なぜ人間同士で争うのか。大きすぎる問題にぶち当たる。

この大問題を「愛」で紐解く。「愛で世界救う」「愛があれば戦争をなくせる」…使い古された常套句を恥ずかしげなくし発信し、染み込ませるダイアナ。女神の降臨だ。

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ガル・ガドットを推す。なぜなら「ワイルド・スピードMAX」のスクリーン・デビューを劇場体験しているから(笑)。そしてヒット間違いなしの超人気シリーズの主演。さらなる飛躍は間違いない。

前髪下げたクリパが若い。「平均以上」なのだそうだ。「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」のデヴィッド・シューリスは安定のインテリ風。母ヒッポリタ役コニー・ニールセンは「ジャスティス・リーグ」への出演も決定。

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本作のテーマは「反戦」だ。人間のエゴが引き起こす戦争を戦いの神アレスの仕業と定義した。きな臭い世界情勢の昨今。またアレスが活動を始めたようだ。

本作の魅力は「愛」。愛を謳う作品は数あれど、女性戦士ダイアナだからこそ語れる愛がある。女性監督パティ・ジェンキンスだからこそ表現できる愛がある。

アクション・エンタメである本作が予想を超えてきたのは、愛に溢れているからだ。恥ずかしくても何度も言う…本作は最大の魅力は「愛」なんだ!



hiroでした。
DC未見でもまったくOK!



脚本8 映像8 音響9 配役8 音楽9
42/50