27本目(3月18日鑑賞)

 
勇気の一歩!
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SING/シング
 
監督・脚本:ガース・ジェニングス/音楽:ジョビィ・タルボット
出演:マシュー・マコノヒー/リース・ウィザースプーン/セス・マクファーレン/スカーレット・ヨハンソン/タロン・エガートン/トリー・ケーリー/ニック・クロール/ジョン・C・ライリー/ジェニファー・ソーンダース/ジェニファー・ハドソン/日本語吹替:内村光良/坂本真綾/山寺宏一/長澤まさみ/大橋卓弥/MISIA/斎藤司/宮野真守/大地真央/田中真弓
 
幼い頃に観たショーに憧れて劇場オーナーになったバスター(マシュー・マコノヒー)だったが、劇場は閑古鳥。ところが、歌のコンテストを企画すると、賞金目当てに応募者が殺到。父の後を継ぐことを期待されるジョニー(タロン・エガートン)、子育てに忙しいロジータ(リース・ウィザースプーン)、恋人とパンクバンドを組むアッシュ(スカーレット・ヨハンソン)、お金に困っているマイク(セス・マクファーレン)、照れ屋で人前で歌えないミーナ(トリー・ケリー)…彼らの共通点は「ホントは歌いたい」という想いだった。
 
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最初の予告編=動物がヒット曲を歌うネタ系映画か。観なくていいや。…ところが、予告編ver.3あたりか。各キャラ映像が増量。ゴリラが言う…「ギャングになんかなりたくないんだ」…ん?…これはむしろhiroの大好物ではないのか?
 
ピンポーン♪ 大正解! これは夢の物語。どんな状況でも夢を見ることはできる。努力しなければ夢には近づけない。大好きだ、これ。
 
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コンテストに集まった面々が夢を我慢する。だってしょうがないじゃん、と。夢を叶えられないのを周りのせいにしてないか。他人のせいにしてないか。
 
そして、夢を掴むチャンスを与えたバスターも失敗して夢を見失う。そんなバスターに一歩を踏み出す勇気を与えたのは、コンテストに集まった彼らだった。
 
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最初はバラバラ。リハーサルもダメダメ。ところが、困難をひとつずつ乗り越えるたびにまとまっていく。その積み重ね。そして、ラストのステージ。
 
一人ひとりの抱えていたものを知っている。だから彼らの勇気ある一歩に感動する。そして勇気をもらえる。ラストのステージで盛り上げるのは実演モノの手法。「スウィングガールズ」のよう。
 
お子様向けコメディだと思ったが、そうじゃないかもと思い直し鑑賞。気付けば涙がポロポロこぼれてた。
 
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吹替鑑賞。内村光良はもっとアクが強いと思いきや、本職並みの「ウッチャン消し」。長澤まさみがカッコいい。歌もいい。坂本真綾はさすが本職。大橋卓弥MISIAは当たり前に歌うま。山寺宏一宮野真守の共演は嬉しすぎ。斎藤司…芸人の吹替はやはり疑問。
 
マコノヒー、リース、スカコ…オリジナルも超絶豪華。「キングスマン」タロンの歌も聴きたい。セスは下ネタ封印か。トリー・ケリーは知らなかったが歌姫らしい。往年の歌姫ナナの歌唱パートは「ドリーム・ガールズ」のジェニファー・ハドソンじゃないか!
 
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楽曲も素晴らしく、「モアナと伝説の海」に続き、こちらもサントラが欲しくなって困る(笑)。
 
最近いろいろあって消極的。あまり動かないほうがいい。嵐の過ぎるの待とうかと。そんな時期に「モアナと伝説の海」を観た。そして本作を観た。勇気ある一歩を踏み出せと。うん、でも少しだけ休ませて。
 
 
 
hiroでした。
 
 
 
脚本8 映像7 音響7 配役8 音楽10
40/50