24本目(3月4日鑑賞)
15世紀のアクションは傑作領域!
監督:ジャスティン・カーゼル/脚本:マイケル・レスリー/アダム・クーパー&ビル・コラージュ/音楽:ジェド・カーゼル
出演:マイケル・ファスベンダー/マリオン・コティヤール/ジェレミー・アイアンズ/ブレンダン・グリーソン/マイケル・K・ウィリアムズ/アリアーヌ・ラベド/シャーロット・ランプリング
死刑囚カラム(マイケル・ファスベンダー)は死刑当日を迎えるが、刑は執行されず、病室のような部屋で目が覚める。科学者のソフィア(マリオン・コティヤール)によると、カラムの先祖は15世紀にテンプル騎士団とエデンの果実を巡って争ったアサシン教団の戦士アギラールだという。カラムは、DNAからアギラールの記憶を辿ってエデンの果実のありかを探す事業への協力を求められる。
パルクーーーーール!
屋根から屋根を飛び回る。パルクール映画だったぞ、これ。フードを目深に被るあたり今風で、パルクールの今風とリンク。パルクール映画は大好物。なので、それだけで上がる上がる。
ゲームが原案だとは知らずに鑑賞。プレイヤーは何するの? アギラールになるの? ゲーム上でパルクール体験できるの?…うむむ、少し興味。
本作、15世紀パートと21世紀パートとが交互に入る。この15世紀パートはかなり好み。マリア(アリアーヌ・ラベド)、オヘダら敵味方のキャラも魅力的。王子と果実をめぐるアサシンとテンプルのバトル。ずっとこっちを観ていたい。
一方の21世紀パートが「静」。本人も認識していない遺伝子レベルの記憶を辿るのみ。タイムトラベルもの特有のパラドックス発生もないのでシンプル。
ファスベンは魅力満載。ただし、マリオン、ジェレミー・アイアンズ、ブレンダン・グリーソン、シャーロット・ランプリング…と超がつく豪華なのにマリオン、ジェレミー以外は見せ場なし。
15世紀のマリアほか21世紀パートにも面白そうなキャラもたくさん。だが掘り下げ皆無で埋没キャラ多数。もったいない!
あの歴史上の人物が登場し、果実にたどり着く。「ダビンチコード」みたいで嫌いじゃない。ここまで、とても良い。奪い奪われ、カラムの決断とソフィアの決断…そしてクライマックスのラストバトルへ!…と思いきや…まさかのエンドクレジット!((((;゚Д゚)))))))
…本作は二部作前編なの? それともhiroがクライマックス見落としてます? 盛り上がらないままの終幕でモヤモヤ。
hiroでした。
ご覧になるならせめて3Dで。
脚本4 映像8 音響6 配役8 アクション8
34/50