WOWOW鑑賞

ディズニー第2期黄金時代のはじまり③
 
魔法の絨毯がほしい!
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アラジン
 
監督・脚本・製作:ジョン・マスカー/ロン・クレメンツ/脚本:テッド・エリオット/テリー・ロッシオ/音楽:アラン・メンケン
出演:スコット・ウェインガー/リンダ・ラーキン/フランク・ウェルカー/ギルバート・ゴッドフリード/ジョナサン・フリーマン/ロビン・ウイリアムズ/日本語吹替:三木眞一郎/麻生かほ里/飯塚昭三/神谷明/宝田明/松尾貴史/山寺宏一
 
砂漠の町アグラバーで暮らすアラジン(スコット・ウェインガー)は、ある日、結婚話に嫌気がさして王宮を飛び出した姫ジャスミン(リンダ・ラーキン)が町でトラブルを起こしていたところを助け、一目で恋に落ちる。相手が姫だと知って落胆するアラジンだったが、そうとは知らずに手に入れた魔法のランプをこすると魔神ジーニー(ロビン・ウイリアムズ)が現れ、願いを三つ叶えると言う。
 
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美女と野獣」がロマンスの名作なら本作は冒険活劇の傑作。共にディズニーの第2期黄金時代の推進力となった作品。
 
共通しているのは共にミュージカルの楽しさが詰まっていること。特に本作はラスヴェガスのショー・スタイルのナンバーが多く、ワクワクが全編に散りばめられている。
 
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その原動力はなんといっても魔神ジーニー。子どもが小さい時から何度となく観ているので吹替が馴染み。ロビン・ウイリアムズもハマり役なのだが、hiroにとってはジーニー=山ちゃんこと山寺宏一になる。
 
キング・オブ・ヴォイス山寺宏一の真骨頂。山ちゃんの声がアニメーションに合わせて躍動。いや、アニメーションが山ちゃんに合わせていると錯覚さえおぼえる自然さだ。
 
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楽曲では二人のロマンスを彩る「ホール・ニュー・ワールド」が有名。例に漏れずhiroもハマった。覚えている方もいるかもしれないが、飛行シーンが大好物のhiro。絨毯に乗って世界を旅する二人の空に向かって伸びる声に鳥肌が立つ。
 
ジーニーのマジックショーさながらの「フレンド・ライク・ミー」「アリ王子のお通り」もショー・スタイルの名曲。ジーニーのパフォーマスに瞬きすら忘れる。
 
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ディズニーのお約束であるプリンセスの恋も交えながら、老若男女問わずにファンを広げたターニングポイント作品。ディズニーアニメで何が好き?…そう問われたら真っ先に出てくる作品のひとつ。ちなみにTDLのパレードでもジャスミンに釘付け(笑)。
 
歌が、声がアニメーションを引き立て、アニメーションが歌を声を引き立てる。これがディズニー・マジック。ウォルトはきっと魔法使いに違いない。
 
 

hiroでした。
小ネタ=劇場公開時のアラジンの吹替は羽賀研二。