WOWOW鑑賞

ディズニー第2期黄金時代のはじまり②

 

大人も感動するミュージカル・アニメ

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美女と野獣
 
監督:ゲーリー・トゥルースデイル/カーク・ワイズ/脚本:リンダ・ウールヴァートン/音楽:アラン・メンケン
出演:ペイジ・オハラ/ロビー・ベンソン/リチャード・ホワイト/ジェリー・オーバック/デヴィッド・オグデン・スティアーズ/アンジェラ・ランズベリー/ブラッドリー・ピアース/レックス・エヴァーハート/ジェシー・コーティー/日本語吹替:伊東恵里/山寺宏一/江原正士/若江準威知/熊倉一雄/鈴木瑞穂/福田公子/ポプラ
 
森の中で道に迷った村の発明家モーリス(レックス・エヴァーハート)は荒れた古城を見つけて助けを請うが、恐ろしい野獣のような姿をした城主(ロビー・ベンソン)に幽閉されてしまう。無人の馬だけが家に辿り着き異変を知った娘のベル(ペイジ・オハラ)は、父を助けるために古城へ行き、身代わりに自分が城に残ると持ちかける。
 
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bravo!
何度観ても、何回でも出てくる言葉だ。
 
ベースのストーリーはお伽話。人を見た目で判断してはいけない、という寓話。老婆を賤しんだ王、ビーストに恐怖した村人、そして何よりビースト自身が自分の醜い姿を蔑んでいる。ベルだけなのです、人の内側を見ようとしてるのは。
 
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本作の最大の特徴がミュージカル。「リトル・マーメイド」がキッカケ。本作で本格化。アラン・メンケンの最高傑作と言ってよい楽曲とブロードウェイ経験者中心のボイスキャストが、「大人も楽しめるミュージカル・アニメ」を実現。ディズニーは第2期黄金時代を迎える。
 
吹替キャストもベル役伊東恵里は劇団四季出身。歌の見せ場のあるルミエール、ポット夫人には歌唱パートにミュージカル経験者を起用している力の入れ様。
 
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ディズニー十八番のキャラクター。主人公のベル&ビーストのみならず、ルミエール、コグスワース、ポット夫人などスターを生む。ルミエールの「ひとりぼっちの晩餐会」はブロードウェイ・スタイルの名シーン。ガストンの歌も超絶で、悪役ながら人気キャラの一人。
 
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本作をベースにディズニー・ブランドでミュージカル化(日本では劇団四季で上演)。エマ・ワトソン、ダン・スティーヴンス、ルーク・エヴァンス共演の実写版は楽しみでしょうがない。
 
人に左右されず、独自の自由な考えをもつベルは、hiroのお気に入りプリンセスの一人。ちなみに我が家の先代パピヨンの名がベル。もちろん本作のベルからいただいた。
 
 

hiroでした。