76本目(11月15日鑑賞)

 

前作よりエンタメ!

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ジャック・リーチャー
NEVER GO BACK
 
監督・脚本:エドワード・ズウィック/脚本:リチャード・ウェンク/マーシャル・ハースコビィッツ/原作:リー・チャイルド
出演:トム・クルーズ/コビー・スマルダーズ/ダニカ・ヤロシュ/オルディス・ホッジ/パトリック・ヒューシンガー/ホルト・マッキャラニー/ロバート・ネッパー
 
輝かしい経歴を持ちながら軍の縦社会に馴染まず退役し、街から街を彷徨うジャック(トム・クルーズ)。以前捜査協力した軍警察のターナー(コビー・スマルダーズ)に会うためにワシントンを訪れたジャックだったが、彼女がスパイ容疑で拘束されていることを知る。
 
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リー・チャイルドのベストセラー「ジャック・リーチャー」シリーズの映画化第二弾。前作「アウトロー」は今ひとつ乗れなかったけれど、これ、前作より面白い!

 

前作、ハードボイルドなつくりなのにアクション巨編なチグハグ予告。これは宣伝隊のミス。悪くはなかったんだけど。ただ、笑いの混ぜ方は半端で、笑っていいのか迷う始末。本作、テンポもよく「(笑)ポイント」も多数。なによりジャックの経歴が生きている。

 

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生身アクションはトムの代名詞。ゆるみ気味な顎のライン、胸筋と同じくらいな腹囲(たぶん役作り)ながら、本作も大奮闘。肉弾戦のゴツゴツ音が痛そうで、屋上ダイブはマジ心配したぞ。

 

相棒ターナーのコビーが凄い。格闘に関してはサラ・コナーもアリスもリプリーも敵わない。女子キャラ最強か。トムとペアの軍人走りは誰にも止められない。

 

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「ジャック・リーチャーに隠し子疑惑!」のスキャンダル。正義の元軍人に芽生える家族愛。ターナーへの想いとともになんかメロウな展開。涙のお別れは、日本映画っぽくてホッコリ。
 
「MI」シリーズより年齢設定は上か。世界の平和を揺るがす事件ではなく、アクションもイーサンのキレはなく重量感勝負。やりすぎトムには程よい塩梅か。笑える要素もあり、キャメロンと組んだ「ナイト&デイ」を少しだけ思い出した。
 
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ハードボイルド路線から軟化。トホホなジャックも披露。それでも愛する者を守るために戦う姿は、カッコいい。だからこそ、トム!

 


hiroでした。

 
 
 
脚本8 映像8 音響8 配役7 音楽7
38/50