WOWOW鑑賞

男も惚れるブラピ祭り②

 
男、オトコ、漢!
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トロイ
 
監督・製作:ヴォルフガング・ペーターゼン/脚本:デヴィッド・ベニオフ/音楽:ジェームズ・ホーナー
出演:ブラッド・ピット/エリック・バナ/オーランド・ブルーム/ダイアン・クルーガー/ギャレット・ヘドランド/ブライアン・コックス/ショーン・ビーン/ブレンダン・グリーソン/ピーター・オトゥール
 
ギリシャ全土の支配の支配を目論むミュケナイ王アガメム(ブライアン・コックス)の次の狙いは強国トロイ。アガメムの弟メネラオス(ブレンダン・グリーソン)がトロイと交渉中、トロイ王(ピーター・オトゥール)の次男パリス(オーランド・ブルーム)がメネラオスの妻ヘレン(ダイアン・クルーガー)を連れ去り、ミュケナイとトロイの戦争が始まる。ミュケナイ最強の戦士アキレス(ブラッド・ピット)は先頭を切って上陸し、トロイの王子ヘクトル(エリック・バナ)と対峙する。
 
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再見なんだけど、こんなに面白かったっけ?
 
50年代に花盛りだった歴史スペクタル。こういうのは定期的にやってほしい。トロイ戦争なんて聞いたことがあるくらい。hiroにとって映画は教科書だ。
 
本作を華やかにしたのは漢達。ブラピはじめいい男達がいい匂いを出しまくる。バナはこんなにカッコよかったのか。ギャレット・ヘドランドを発見してニヤニヤ。
 
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終いにゃピーター・オトゥールだ。この人の目の美しさはロレンスのまま。年をとっても変わらなかった。hiroは男だけども、いい男はやはりいい。目移りしすぎてヘトヘト。
 
イケメン軍団筆頭のはずのオーランドが、まさかの役。何者だ、このパリス。人妻好きが国難を招く。それでもやる気はあるのか「僕が闘う」と敵将と剣を合わせるが、劣勢になるとニイちゃんに泣きつく。パパもニイちゃんも大変だ。
 
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スペクタル映像も圧巻。CG技術の恩恵。何千艘もの大船団が湾を埋め尽くす。何万もの兵と兵とがぶつかり合う。スクリーンで観たかった。
 
盾を合わせて壁にする…「レッドクリフ」にあったな。後発「レッド…」が真似?…でも「レッド…」は孔明の戦術が元。ペーターゼンが孔明を知っていたのか。タイマンバトルも、どこか殺陣やカンフーを連想させる。
 
男達が前線で戦う一方で、夫や息子達の無事な帰還を待つ女達にもスポット。これは現代風アレンジ。そんなところもよかった。
 
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初見時、神話などに詳しくないこともあり、誰が誰やらわからなくて難渋。今回、整理ができたからか、いろいろ腑に落ちた。腑に落ちたら面白かった。やっぱ、映画は複数回観たほうがいい。
 
木馬って、そういうことか。奇襲というか奇策というか…これ、劣勢の側がやってこそ感嘆されるもんじゃね?…と思ってしまうのは日本人だから?
 
 
 
hiroでした。