HDD鑑賞
ミステリー色が濃くなった二作目
ボーン・スプレマシー
監督:ポール・グリーングラス/製作総指揮:ダグ・リーマン/脚本:トニー・ギルロイ/ブライアン・ヘルゲランド/音楽:ジョン・パウエル
出演:マット・デイモン/ジョーン・アレン/ブライアン・コックス/フランカ・ポテンテ/カール・アーバン/ガブリエル・マン/ジュリア・スタイルズ
記憶をなくした元CIAエージェントのジェイソン(マット・デイモン)は、恋人マリ(フランカ・ポテンテ)と共に追跡を逃れ、世界中を転々としていた。ある日、ベルリンで起きた殺人現場からジェイソンの指紋が検出される。同じ頃インドに潜伏していたジェイソンとマリの元にエージェントが現れ再び逃走するが、マリが銃撃戦の犠牲となる。
リーマンが製作総指揮に回り、グリーングラスがメガホンをとったシリーズ第二弾。
先日の前作再見で「これはラブロマンスやん!」と気づいた阿呆。逃げおおせたものの記憶は戻らぬまま…の続編。ミステリー度もアクションレベルも急上昇。それでもジェイソン、マリ一筋。なもんで、意外と残るロマンス色。
インド・ゴア〜イタリア・ナポリ〜ドイツ・ベルリン〜ロシア・モスクワ。「世界あの街この街」的ロケーションが嬉しい。
揺れ揺れ(でクラクラする)カメラワークと細か(くて忙し)い繋ぎが作品のテンポを上げる。グリーングラス監督の得意技。マットと組んだ「ボーン・アルティメイタム」「グリーン・ゾーン」も揺れまくり。最新作「ジェイソン・ボーン」もグリーングラス。心配な方は酔い止め携帯。
フランカ早々の退場は悲しいものの、ボーンの行動の陰に終始ちらつく存在感。ずっと出ているかのよう。ジュリア・スタイルズの続投は嬉しい。
蘇った「初任務」の記憶。敵将パメラと通じ合う心。明かされるジェイソンの素性。そして、すべての記憶を取り戻すクライマックスへと続く。
本日公開「ジェイソン・ボーン」鑑賞前の復習再見。なんとか二作目までクリア。できればもう一本!
hiroでした。