WOWOW鑑賞

お約束付きで一応完結
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アンフェア the end

監督・脚本:佐藤嗣麻子/原作:秦建日子
出演:篠原涼子/永山絢斗/AKIRA/佐藤浩市/山田孝之/阿部サダヲ/加藤雅也/向井地美音/寺島進/吉田鋼太郎

組織のトップに近い人物と目されていた村上(山田孝之)が何者かに殺され、防犯カメラの映像から一人の容疑者津島(永山絢斗)が浮かび上がる。取り調べに対し黙秘を続ける津島は、警視庁に復帰した雪平(篠原涼子)になら話すと指名する。

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完走の感想!

我ながらよく最後まで走りきったかと。いい人が現れた…と思わせてのラスト60秒のリバースカード。慣れたというか、黄門様の印籠みたいなもんか。

で、前作最後にリバースした村上の死から始まるのがシリーズ最終作となる本作。

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いい人そうに登場する奴はまず疑う。本作から武部(AKIRA)が登場。コイツ怪しいね。最初から悪そうに出てくる特捜部長(吉田鋼太郎)は逆に安心。〜という具合。

鍵を握る津島も訳あり。前作まさかの展開で素性を明かした一条(佐藤浩市)、三上(加藤雅也)もどっち側よ。

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人物については考えてもムダ。どんだけ合理的に考えても、30秒で楽勝で覆すことが可。最終話である。約120分後のラストまで身を委ねたほうが得策。

「the end」なのにまたうやむやで終わんじゃね?…ん〜、劇場版のスタートともに始まった一連の案件は一応終わる。

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山田くんの開始早々の離脱は寂しかった。代わって登場のAKIRA。下手ではないが、声の質が篠原と似てて聞き取りづらい。絢斗くん登場に「実は瑛太の弟で…」な役だったらどうしようとドキドキしたが…。

阿部サダヲ寺島進、加藤雅也…ドラマからのキャラたち。やっと把握できてきたと思ったら、もうお別れ。

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世の中フェアなことばかりじゃない。アンフェアにはアンフェアを。シリーズの母・佐藤嗣麻子の脚本なのだが、日本警察の巨悪を描いた割には、事件のスケール感がことごとく小さい。そんな動機で? そんな事件が?

終わるには終わったが、警察が何を隠していたのか、黒幕が誰なのか…そこを明かさない意図が不明。原作もそうなの?



hiroでした。