55本目(8月19日鑑賞)

 
CGとわかっていても驚愕
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ジャングル・ブック
 
監督:ジョン・ファヴロー/脚本:ジャスティン・マークス/音楽:ジョン・デプニー/原作:ラドヤード・キプリング
出演:ニール・セティ/ベン・キングズレー/ビル・マーレイ/ルピタ・ニョンゴ/イドリス・エルバ/スカーレット・ヨハンソン/クリストファー・ウォーケン(日本語キャスト:松本幸四郎/西田敏行/宮沢りえ/伊勢谷友介)
 
ジャングルで狼(ルピタ・ニョンゴ)に育てられた人間の子モーグリ(ニール・セティ)は、ある日、ジャングルで最も恐れられている虎シアカーン(イドリス・エルバ)に見つかる。かつて人間にひどい目にあったシアカーンは、狼たちにモーグリを引き渡すよう要求するが、事の重大さを知ったモーグリは、父親のように慕う黒豹バギーラ(ベン・キングズレー)と共に群れを去る。

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原作は知らないがディズニーアニメでは大昔に鑑賞。その実写化作品。
 
実写とはいえ人間の姿はモーグリのみ。その他はみんなジャングルの動物。なので吹き替え版で鑑賞。案の定、全く違和感なし。そして、CGの動物が凄すぎる。どうやって撮ったのよ?

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ストーリーはほぼアニメのとおりのシンプルさ。モーグリの成長と共に、子を見守る親の目線が優しい。アニメは最後、モーグリが人間の村に向かった記憶がある…ファヴローらしい楽しげなラスト。まぁいいか。
 
陽気なジャズが売りだったアニメの音楽。本作でもバルーの「ザ・ベアー・ネセシティ」にアニメ同様癒される。バルーに乗りたい。気になったのはキング・ルイの「君のようになりたい」。ルイのヴィジュアルが怖くて、アニメのジャズとは別モノ。

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ナレーションに説明を頼るとお子様向けっぽくなる。冒頭、松本幸四郎がナレーションだと思った(ホントはバギーラの声)。これは脚本のマイナスか。幸四郎さんは悪くない。
 
西田敏行はキャラも歌も素晴らしい。宮沢りえ伊勢谷友介も確かなお仕事。ただ、全体的にもう少し若くしてもよかったかも。スカヨハの声が聞けなかったのだけは残念。
 
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ジャングルという豊かすぎる自然の中に、不自然なく溶け込むCGの動物たち。毛並み、質感、どう見ても本物。言葉を喋り、表情を作るのもごく自然。小さいお子さんが見たら、「動物って喋るんだ〜」とマジ信じる。そうしたなかで奔放に走り回るモーグリ。もう実現できない映像なんてない。
 
 
 
hiroでした。
 
 
 
 
脚本7 映像10 音響7 配役7 音楽8
39/50