…ということで読んだ(笑)←前記事参照
劇場版公開前に全巻揃えてます。装丁がいいですね、これ。大判なのがいい。大友克洋の描き込み画は小さくすると迫力半減。電子でも平たくなると思います。紙でこのサイズ、絶妙。
描き込んでます。そういうの大好きです。
その他、ペーパーバック風の粗い目の紙でアメコミ風にしたり、断裁面に巻ごとに違う色を付けたりと、工夫が詰まってます。編集的にもカッコいいんですよ、この冊子。ペーパーメデイア万歳!
見返しは劇中カットに着色。
読んでて気づくのですが、切れ目がわからない。雑誌連載だと、週ごとのラストカットが「次号に続く」的なカットだったり。で、次号のファーストカットがそれの焼き直しだったり。それがどこで切り替わってるのかわからない。なので一気読み感が凄い。
初めから連載無視で、単行本になった時のイメージで描いていたのか。単行本発行にあたって修正したのか。連載を読んでいないので推測にすぎない。
全6巻中、前半3巻と後半3巻でまったく色合いが違う。詳しくは書かない。劇場版レビューで書いたとおり「若い力」です。無謀さゆえ破壊するのも若さなら、ゼロから建設するのも若さ。…もちろん物語のように東京をぶっ壊されては困るんだけどね。
劇場版からコミックに行く方は、最初の頃の金田くんたち、劇場版よりも悪い子ですのでお覚悟を(笑)。
hiroでした。