WOWOW鑑賞
本作ラストにフューリー(サミュエル・L・ジャクソン)登場。「インクレディブル・ハルク」のラストではトニーがスカウトに現れ、「キャプテン・アメリカザ・ファースト・アベンジャー」では過去の計画の中心人物がトニーの父。「マイティ・ソー」ではソーの調査にスタークインダストリーが協力する。こんな具合に展開していく。
アイアンマンができるまで
監督:ジョン・ファヴロー/脚本:マーク・ファーガス/ホーク・オストビー/アート・マーカム/マット・ホロウェイ/音楽:ラミン・ジャワティ
出演:ロバート・ダウニー・Jr/グウィネス・パルトロー/テレンス・ハワード/ポール・ベタニー/ショーン・トーブ/ジェフ・ブリッジス/サミュエル・L・ジャクソン
某国で自社製兵器のプレゼン中、テロリストに拉致されたスタークインダストリーの社長トニー(ロバート・ダウニー・Jr)。最新兵器の製造を強要されたトニーは、同じ拉致科学者インセン(ショーン・トーブ)の協力で密かにアーマードスーツを作り、隠れ家から脱出。その際、テロリストが自社兵器を保有していることを知ったトニーは、帰国後、会社役員ステイン(ジェフ・ブリッジス)と秘書ペッパー(グウィネス・パルトロー)に兵器産業から撤退することを宣言する。
初見時はアイアンマンの存在をまったく知らず。その造形に「カッコいいのか?」と訝った。ただ、設定がよい。ストーリーがよい。若くなくて中年、逆境にはない成功者、人格者でもない自己中。なのにヒーロー。ググッと惹きこまれる。
脱出時使用のスーツ(マーク1)をベースにアイアンマンを開発する過程が好き。装着もガチャガチャ感があったり(当時はスマートだったほう)、空を飛ぶのに苦労したり、AIジャーヴィス(ポール・ベタニー)と二人三脚ぶりがよい。
ダウニーもこんな展開を予測できたか。最早シリーズの中心人物。ジェフの悪役は珍しくないものの、小悪人過ぎはしないかと要らぬお世話。チードルではなくテレンス・ハワードだったのは忘れていた。ペッパー=パルトローのキャラはほぼ完成系。ジャーヴィスキャラは開発途上。
最新作では、アントマンやスパイダーマンもシリーズ参戦。ピン作品にも関係していくので、未見の方は今からでもここから始めてみることオススメ。
hiroでした。